「原爆と峠三吉の詩」原爆展を成功させる広島の会

活動記録01年〜05年






 「原爆と峠三吉の詩」原爆展を成功させる広島の会は、二〇〇一年一一月二三日から一二月二日まで旧日本銀行広島支店において開催された「原爆と峠三吉の詩」広島原爆展を契機に、下関原爆展事務局と協力してこの原爆展を成功させるために同年一〇月五日に結成されました。広島原爆展には広島市内、県内の一八〇人をこえる人々が賛同者として名をつらね、四〇〇〇人の入場者がありました。

 広島の会は、二度とふたたび原爆や戦争がくりかえされることのない平和な社会の実現と、平和な未来の担い手として子どもたちが成長することを願い、純粋に被爆体験を若い世代に継承することで平和の力を大きくすることを目的に、その後も広島で原爆展をつづけてきました。広島の会は、
@「原爆と峠三吉の詩」パネルを使った原爆展を地域、職場、学校に広げる、
A平和な未来のために被爆体験を若い世代に語り継ぎ、記録に残す、
B峠三吉の作品を鑑賞し、広める
という三つを大きな柱にして活動してきました。そのなかで、会の趣旨に賛同する被爆者の方がどんどんふえて、原爆展の会場で、また、他県からの修学旅行生や地元広島の小学校、保育園、大学などで被爆体験を語ってきました。また、学校などに原爆展パネルの貸し出しをおこなってきました。
 以下は、2001年から2005年までの広島の会の活動の主な歩みを日誌的にまとめたものです。

2001年
 2月 府中町原爆展(府中南公民館) 2日間 230人参観
 6月 第2回尾長原爆展(若草集会所)2日間 150人参観
 7月 第2回府中町原爆展(歴史民俗資料館) 9日間
 9月 第3回府中町原爆展(老人福祉センター)6日間 400人参観
10月 府中町民祭りでの街頭原爆展      1日間 1000人参観
11月 府中南小校庭での祭りでパネル展示   1日間 200人参観
11月 府中東小学校3年生に被爆体験を語る 講堂にパネル展示
11月〜12月 広島原爆展(旧日銀広島支店)10日間で4000人が参観     

2002年
 1月 府中町府中小学校で被爆体験を語る(講堂)
 2月 宇品原爆展(宇品公民館) 5日間で750人参観
 3月 廿日市原爆展(廿日市美術ギャラリー) 7日間で800人参観
 5月 元安川河畔(フラワーフェスティバル) 3日間
 5月 基町の青少年センター・ロビー展 3週間
 6月 東区スポーツセンター(牛田公民館) 7日間で1500人参観
 7月 宇品郵便局で郵便局主催のロビー展  2週間
    西区古田小学校でのパネル展示(PTC)
    五日市観音西小学校でのパネル展示
 7月 府中町若竹保育園 被爆体験を語る
 8月 広島に学ぶ小中高生平和の旅で被爆体験を語る
 9月 己斐原爆展(己斐公民館) 5日間で400人参観
10月 県立広島女子大大学祭(ロビー展) 1日
12月 楠那原爆展(楠那公民館) 3日間で180人参観

2003年
 2月 三篠原爆展(三篠公民館) 5日間で520人参観
 6月 観音原爆展(観音公民館) 5日間で630人参観
 7月 佐伯区民文化センター原爆展 1日間で百数十人参観
 8月 廿日市市四季が丘公民館でパネル展示
 8月 広島市民原爆展(福屋八丁堀本店) 7000人参観
 8月 広島に学ぶ小中高生平和の旅で被爆体験を語る
10月 府中町民祭り街頭原爆展 1日
11月 広島大学医学部「霞祭」で原爆展 2日間

2004年 修学旅行生に被爆体験を語る
 1月 廿日市市民原爆展(美術ギャラリー) 6日間で800人
 2月 呉原爆展(そごう呉店)      5日間で2400人参観
 2月 呉横路小学校でのパネル展示
 6月 江波原爆展(江波集会所) 6日間で620人
 6月 翠町小学校でのパネル展示と被爆証言
 7月 フジグランナタリーでの原爆展 5日間で1000人参観 
 8月 広瀬小学校講堂でのパネル展
 7月〜8月 広島市民原爆展(メルパルク) 5600人参観
 8月 広島に学ぶ小中高生平和の旅で被爆体験を語る
11月 広島大学理学部での原爆展と被爆証言
11月 安佐南区民文化センター原爆展
12月 南区皆実小学校でのパネル展示と被爆証言

2005年
 2月 廿日市市民原爆展(美術ギャラリー) 900人参観
 5月 地元広島の小学校で被爆体験を語る
    修学旅行生に被爆体験を語る
 5月 「60年目に語る被爆市民の心−広島被爆体験集」を発行
 6月 可部原爆展(安佐北区総合福祉センター)
 6〜7月 長崎原爆展に共催団体として参加。長崎の被爆者と交流
 8月 広島市民原爆展(メルパルク)   5000人参観
 8月 原水爆禁止広島集会に参加、発言 
11月 江田島原爆展(イズミゆめタウン江能店)
11月 広島の会臨時総会開催(会の性格をいっそう鮮明に、体制を強化)
12月 若い世代を対象に被爆体験に学ぶ交流会を開始。以後定期的に開催

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