ハルヤスミ句会 第百八十三回

2016年1月

《 句会報 》

01 サラミ切る静かな顔や除夜の鐘     ぐり

02 真っ新な布巾を揃え除夜の鐘      波子

03 年の瀬の椅子の上にも悪魔かな     順一

04 君の居ぬ心の内をすきま風       案山子(奥)

05 焚火より伸びてちぎれて消えしもの   春休(草・愛・海)

06 預かれる犬おとなしやおでん鍋     つよし(波)

07 寒林に我が影ひとつ足しにけり     ルカ(草・時・奥・タ・益・春・◎案)

08 一年の夜の底なる冬至かな       益太郎(案)

09 電話ボックス冬枯のどん詰り      佳子(ル・一・時・愛・益・益・ぐ・波)

10 嫁が君キャットフードをたらふくに   時人

11 大年の失せもの出でし二日かな     タロー(愛)

12 赤い実を散らし飛び立つ冬の鳥     ひろ子

13 冬籠笑ひ袋をひとつ持ち        案山子(ル・忠・波)

14 父母の若き日知らず歌がるた      草太(奥・案)

15 一月のラベル一音滑り出す       ルカ

16 葉牡丹を選る足許に鳩歩く       ぐり

17 鏡開きあづきの缶をこきと開け     時人(益)

18 水鳥の影ながながと初日の出      愛(一)

19 ティーポットシルヴァー冬に火傷する  順一

20 颯声のやうに飛ばすや恋歌留多     波子(案)

21 くにたみはすべて善き人初詣      案山子

22 大き枝くはへて発てり初鴉       海音(忠・佳・春)

23 日脚伸ぶ癌の検診つつがなし      愛(奥・鋼)

24 歳旦の街まで三つ信号機        タロー

25 初詣二時間待ちと白い札        ひろ子

26 寒の入りざらりと頭丸刈りに      忠義(草・一・ぐ・佳)

27 悴めば悴かむほどに饒舌に       ぐり(一・愛・タ・鋼・春)

28 初旅や雲かがやいて雲の中       海音(佳・波)

29 河豚食ふに上るや夜の神楽坂      忠義(海・春)

30 大寒や御菓子のゴミがたまりたり    順一

31 くるくると舞来る羽や初社       時人(奥・海)

32 初夢や一人にひとつづつ脳(なづき)   佳子(海・益・ぐ)

33 この季節雪へと変わる雨なれど     つよし

34 三名の忠魂の碑や青木の実       タロー(草)

35 爪を切る赤子すやすや初仕事      ひろ子

36 冬の月ルオーのピエロ踊りだす     ルカ(忠)

37 三日はやマクドナルドの二階席     草太(ル・タ・波)

38 成人式男の子も眉を整へて       愛(忠)

39 寒中や税務署へ歩を急がせて      忠義(時)

40 鳩よりも遅く歩みて日脚伸ぶ      春休(海・佳)

41 新日記禁煙ガムをひとつ噛む      波子(愛・鋼)

42 春を待つうがひに濡れて頬と顎     春休(タ・ぐ・佳)

43 貧乏神ひとり紛れる宝船        益太郎(草・忠・案)

44 人日や骨盤の位置ととのへて      佳子(ル・一・時・タ・ぐ・鋼・春)

45 山鳥の声を惜しまぬ恵方かな      海音(鋼)

46 我が妻に「ノラ」を見し日や寒牡丹   草太(時・益)

47 梅探る十日は早く八分なり       つよし

48 スマホ切れ糸電話鳴る霜夜かな     益太郎(ル)   





【 中原和矢 選(和) 】
( 今回はお休みです。)

【 石橋沙代子 選(沙) 】
(今回はお休みです。)

【 ルカ 選(ル) 】
○09 電話ボックス冬枯のどん詰り  イマドキ、電話ボックスがどん詰まり感あって面白い。
○13 冬籠笑ひ袋をひとつ持ち  笑いのツボは人それぞれ。
○37 三日はやマクドナルドの二階席  二階席で、百円コーヒー飲むもよし。
○44 人日や骨盤の位置ととのへて  そろそろエンジンかかるころ。
○48 スマホ切れ糸電話鳴る霜夜かな  誰の心の糸につながっているのかなあ。

【 青野草太 選(草) 】
一月分選句しました。よろしくお願いします。
○05 焚火より伸びてちぎれて消えしもの
○07 寒林に我が影ひとつ足しにけり
○26 寒の入りざらりと頭丸刈りに
○34 三名の忠魂の碑や青木の実
○43 貧乏神ひとり紛れる宝船

【 石黒案山子 選(案) 】
◎07 寒林に我が影ひとつ足しにけり
〇08 一年の夜の底なる冬至かな
〇14 父母の若き日知らず歌がるた
〇20 颯風のやうに飛ばすや恋歌留多
〇43 貧乏神ひとり紛れる宝船

【 一斗 選(一) 】
○09 電話ボックス冬枯のどん詰り  
○18 水鳥の影ながながと初日の出  
○26 寒の入りざらりと頭丸刈りに  
○27 悴めば悴かむほどに饒舌に   
○44 人日や骨盤の位置ととのへて  

【 中村時人 選(時) 】
○07 寒林に我が影ひとつ足しにけり
○09 電話ボックス冬枯れのどん詰り
○39 寒中の税務署に歩を急がせて
○44 人日や骨盤の位置ととのへて
○46 我が妻に「ノラ」を見し日や寒牡丹
 他に気になった句は
 20 颯声のやうに飛ばすや恋歌留多
 23 日脚伸ぶ癌の検診つつがなし
 35 爪を切る赤子すやすや初仕事
 41 新日記禁煙ガムをひとつ噛む

【 土曜第九 選(第) 】
(今回はお休みです。)

【 奥寺ひろ子 選(奥) 】
○04 君の居ぬ心の内をすきま風  寂しさが伝わってきます。
○07 寒林に我が影ひとつ足しにけり  寒林が浮きだってきます。
○14 父母の若き日知らず歌かるた  知らないことがいいのかも。
○23 日脚伸ぶ癌の検診つつがなし  ほっとした気持ちと日脚伸ぶが響きあっています。
○31 くるくると舞来る羽や初社  新年のだからこそ感じる幸せ・
 今年もよろしくお願いします。

【 滝ノ川愛 選(愛) 】
〇05 焚火より伸びてちぎれて消えしもの  焚火をしていると風が起こり、よくこのような景があります。消えてしまったのは何だったのでしょうか、想像がふくらみます。 
〇09 電話ボックス冬枯のどん詰り  冬枯れの道を先へ先へと行ったら、その行き詰まりに電話ボックスがあった。それだけのことなのですが、冬枯れの景がよく見えます。
〇11 大年の失せもの出でし二日なか  去年の暮れにあんなに探したのに。よくこういう事ありますね。でも見つかって良かった。
〇27 悴めば悴むほどに饒舌に  そうなんです。足元もとんとんしたりして。ああ寒い、でも何だか気が紛れます。
〇41 新日記禁煙ガムをひとつ噛む  さて今年こそはと!今回は禁煙ガムで挑戦です。有言実行。成功を祈ります。

【 小林タロー 選(タ) 】
〇07 寒林に我が影ひとつ足しにけり  影が細い寒林に細い自分の影を足した、という夕景が浮かぶ。「けり」が効いている。
〇27 悴めば悴かむほどに饒舌に  理が付きそうなのだが、下6が逆転していて面白いです。
〇37 三日はやマクドナルドの二階席  付き過ぎ の感じはするが そこがすぐ日常に戻ってしまったお正月、というふうに読みました。
〇42 春を待つうがひに濡れて頬と顎  濡れて が良かった。ただ うがひが春を待っているように読まれかねないので上5にはっきりとした切れが欲しい。
〇44 人日や骨盤の位置ととのへて  季語を逆手(順手か?)にとって面白い、骨盤がまたいいです。

【 森田遊介 選(遊) 】
(今回はお休みです。)

【 小早川忠義 選(忠) 】
○13 冬籠笑ひ袋をひとつ持ち  謎が多いが笑い袋という飛び方が良い。
○22 大き枝くはへて発てり初鴉  初鴉でもなんとも勤勉な。
○36 冬の月ルオーのピエロ踊りだす  寒さにある月とルオーの暗い世界。
○38 成人式男の子も眉を整へて  今はそんな時代。私もそのうち眉整えないと。
○43 貧乏神ひとり紛れる宝船  決めつけか作者の持つ気分の表れか。賛否が分かれそう。
 04 君の居ぬ心の内をすきま風  所謂「即きすぎ」ってものだろう。
 05 焚火より伸びてちぎれて消えしもの  何が消えたか具体的に知りたい。
 07 寒林に我が影ひとつ足しにけり  そこから先死んでしまいそうな憂鬱な気持ち。
 08 一年の夜の底なる冬至かな  説明で終わっている。
 35 爪を切る赤子すやすや初仕事  赤子が仕事をしているように読める。

【 石川順一 選(順) 】
(今回は選句お休みです。)

【 涼野海音 選(海) 】
○05 焚火より伸びてちぎれて消えしもの  「伸びてちぎれて消えしもの」と、あえてぼかしているところが技。
○29 河豚食ふに上るや夜の神楽坂  「上るや」という切り方が、大胆で力強い。
○31 くるくると舞来る羽や初社  羽の動きが、「くるくると」と具体的に描写されている所がいい。
○32 初夢や一人にひとつづつ脳(なづき)  「初夢」を見る装置が、「脳」。このような視点から、「初夢」が詠まれるとは珍しい。
○40 鳩よりも遅く歩みて日脚伸ぶ  歩みの速度の比較が、鳩とは驚き。かなりゆっくりと歩いている作者。その速さは、日脚の伸び方にも通じている。

【 松本てふこ 選(て) 】
(今回はお休みです。)

【 川崎益太郎 選(益) 】
○07 寒林に我が影ひとつ足しにけり  影を足す、が上手い。
○09 電話ボックス冬枯のどん詰り  めっきりと減った電話ボックス。どん詰まり、が上手い。
○17 鏡開きあづきの缶をこきと開け  こきと開け、が面白い。
○32 初夢や一人にひとつづつ脳(なづき)  脳(なづき)、が斬新。
○46 我が妻に「ノラ」を見し日や寒牡丹  ノラと寒牡丹、の取り合わせが上手い。
 よろしくお願いします。

【 草野ぐり 選(ぐ) 】
○09 電話ボックス冬枯のどん詰り  最近電話ボックスも少なくなったが、これは公園だろうか。どん詰りがいかにも寒々しい。
○26 寒の入りざらりと頭丸刈りに  寒の入りに丸刈りにするとは、どんなに寒いだろうと思う。ざらりという手触りが実感。
○32 初夢や一人にひとつづつ脳(なづき)  不思議な句だ。初夢を見て、つくづく人には一つづつそれぞれ脳があるのだなあと感じたのだろうか。一体どんな夢を!?
○42 春を待つうがひに濡れて頬と顎  顎も?も濡れてしまううがいとはかなり激しいうがいなのでは。春を待ちつつがらがらとむやみに元気にうがいをしている景はなんだか愉快。
○44 人日や骨盤の位置ととのへて  骨盤を整えると体全体が整うそうだ。気持ちの切り替えを骨盤に託したのがいい。

【 水口佳子 選(佳) 】
○22 大き枝くはえて発てり初鴉 「初鴉」は神の使い。上5中7が、いかにも大志を抱いて迎えた新年らしさを表している。
〇26 寒の入りざらりと頭丸刈りに 「ざらり」に丸刈りの感触が蘇る。寒に丸刈りとは寒かったろう。「り」の繰り返しも狙ったか? 
〇28 初旅や雲輝いて雲の中 雲の裏側に太陽が輝いているのだろう。雲の輝きが初旅らしい清新さを感じさせる。中7下5はパターンかもしれないが。
〇40 鳩よりも遅く歩きて日脚伸ぶ 「遅く」「伸ぶ」が春に向う心そのまま。
○42 春を待つうがひに濡れて頬と顎 うがいに濡れた頬と顎が待春の気分と妙にあっているような。このだらしなさ、ゆるゆる感が良い。

【 喜多波子 選(波) 】
○06 預かれる犬おとなしやおでん鍋 
○09 電話ボックス冬枯のどん詰り 
○13 冬籠笑ひ袋をひとつ持ち 
○28 初旅や雲かがやいて雲の中  
○37 三日はやマクドナルドの二階席 

【 中村阿昼 選(阿) 】
(今回はお休みです。)

【 鋼つよし 選(鋼) 】
○23 日脚伸ぶ癌の検診つつがなし  嬉しさが日脚伸ぶにあっている。
○27 悴めば悴かむほどに饒舌に  リアリテイがある。
○41 新日記禁煙ガムをひとつ噛む  暗示的な句
○44 人日や骨盤の位置ととのへて  気合を入れるという感じでしょうか。
○45 山鳥の声を惜しまぬ恵方かな  新年の句にふさわしいと選びました。
 気になった句
 43 貧乏神ひとり紛れる宝船 
以上お願いします、大寒と共に日脚も伸びてきて前向きになっています。

【 小川春休 選(春) 】
○07 寒林に我が影ひとつ足しにけり  自分と寒林の木々とに、どこか親和性を感じている、そんな気分が伝わってきました。寒林という季題は寒く淋しい印象を伴いますが、この句においてはそれだけではない、どこか、人気がないことに少しほっとしているような心情も見え隠れしている。少し複雑な味わいのある、寒林の句になっていると思います。
○22 大き枝くはへて発てり初鴉  大きな枝を銜えた鴉が、重々しくもゆったりと飛び立ってゆく。季題としての初鴉がよく生きている句。
○27 悴めば悴かむほどに饒舌に  実感というか、不思議な説得力のある句です。「悴む」という、寒い時期ならではの季題には、どちらかと言うとマイナスのイメージが伴います。しかしこの句では、それに反抗するかのように饒舌になることで、人間の活力を感じさせています。「07 寒林に」の句もそうですが、季題がどちらかと言うとマイナスのイメージの場合、それをいかにしてプラスに転じるか、もしくはずらすか。この二句はそういうところが上手く出来ていると感じます。
○29 河豚食ふに上るや夜の神楽坂  別に何か特別なことを言っている訳ではないのですが、勢いと説得力がある句です。季題もいろいろと想像を拡げてくれるし、何より「上る」に力がある。こういう句を詠むのは、簡単そうに見えて意外と難しいものです。
○44 人日や骨盤の位置ととのへて  整体にでも行ったのか、それとも一人で出来る体操か何かでしょうか。年末年始のもろもろも過ぎ去り、さあリスタート、という気分がよく出ています。そしてちょっとユーモラスでもある。
 01 サラミ切る静かな顔や除夜の鐘  サラミという素材が除夜の鐘とはいささかミスマッチですが、ミスマッチならではの面白さがあるかというと、そこまでには至っていないような気がします。
 02 真っ新な布巾を揃え除夜の鐘  新年にかなり多くの親戚等を迎える予定でもあるのでしょうか。気持ちの引き締まるような景です。
 04 君の居ぬ心の内をすきま風  気分はよく分かりますが、分かりすぎ、という印象もあります。
 08 一年の夜の底なる冬至かな  きっちりした句ですが、そもそも冬至とはこういうもの、という気もします。
 09 電話ボックス冬枯のどん詰り  街で見かけることも大分少なくなってきた電話ボックス。この句の電話ボックスはもう引退して、廃棄されているのではないでしょうか。今はとりあえず枯野に置かれ、近い内に解体される運命にある。そんな佇まいが目に浮かぶ。
 11 大年の失せもの出でし二日かな  何ということはない内容の句ですが、「大年の」と仰々しく始めておいて、中七下五で拍子抜けさせるところがちょっと面白い。
 13 冬籠笑ひ袋をひとつ持ち  どこからか笑い袋が出てきて、そういえばこんなもの持ってたなぁ、という感慨。大掃除のついでに片付けなどしていて、思いもかけず発見したのかもしれませんね。
 15 一月のラベル一音滑り出す  この「ラベル」、おそらく作曲家のモーリス・ラヴェルのことだと思いますが、名前などを貼り付けるラベルと読めなくもない。「ラベル」ではなく「ラヴェル」という表記であれば、そういう誤読も未然に防げると思います。
 16 葉牡丹を選る足許に鳩歩く  人に慣れた鳩、警戒心のない鳩ですね。公園や駅前など、餌をくれる人などが多い場所では、だんだん鳩も態度が大きくなるように感じます。
 18 水鳥の影ながながと初日の出  一応出来ている句だと思います。ここからもう一歩踏み込みたい。
 21 くにたみはすべて善き人初詣  すべて善き人だったら良いんだけどなぁ…、と思ってしまうようなニュースが最近多いですね。
 24 歳旦の街まで三つ信号機  出発地点から街までの距離が分からないと、信号三つというのが描写としてあまり意味を成しません。かなり距離があるのに、田舎だから信号が少ないなぁ、ということを伝えたいのかとも思いますが、そう読み取れるように必要な要素が句にきちんと書かれていません。
 26 寒の入りざらりと頭丸刈りに  髪を短くするだけでも結構寒いのに、丸刈りとは…。「ざらり」に、刈り具合を手で確かめてみた感触が窺われます。
 28 初旅や雲かがやいて雲の中  言わんとすること、描こうとしている景は分かりますが、もう少しすっきりと中七下五をまとめることが出来るのではないかと思います。
 33 この季節雪へと変わる雨なれど  季題で季節を伝える俳句において、この上五は蛇足という気がします。句末の「なれど」もよく意図が読み取れません。
 35 爪を切る赤子すやすや初仕事  恐らくこういうことを伝えたいのだろうという内容は推測できるのですが、どうも整理し切れずにごちゃごちゃした句になっている。爪を切ることが初仕事という意図なのでしょうが、この語順では、赤子が眠ることが初仕事であるようにも読める。語順も、動作の主客も、もう少し整理してほしいところです。
 41 新日記禁煙ガムをひとつ噛む  年末から年越しで禁煙に取り組んでいる。年末年始も煙草のことが頭をよぎって、あまり楽しめなかったのではないでしょうか。
 45 山鳥の声を惜しまぬ恵方かな  景に広がりがあり、気分の良い句です。採りたかった句。
 46 我が妻に「ノラ」を見し日や寒牡丹  『人形の家』の筋書きも、現代から見れば、ノラという女性が特にどうとか言うことよりも、妻を対等の人間として扱わない夫の方に問題があるように感じますね。この句の作者が奥様をどう扱っているかまでははっきりとは分かりませんが…。
 47 梅探る十日は早く八分なり  寒波が到来するまでは、記録的な暖冬でしたからね。この雪でびっくりしたのではないでしょうか。
 48 スマホ切れ糸電話鳴る霜夜かな  ぼそぼそとノイズ混じりの声が糸と紙コップを伝って聞こえる、糸電話とはそういうもの。ですから、糸電話とは「鳴る」ようなものではないと思うのですが、どうなんでしょうか。

 


来月の投句は、2月15日までに、3句お送り下さい・・・・・・投句はこちら

back
back.
top
top.