
12月22日(日)
今年(2002年)最後の山歩きで蒲刈島の七国見山に行った。
何時ものお仲間のI君、KN君、KW君と小生の4人、行き先は小生に任せるということで
暖かく、景色のよい所を探した結果、七国見山に決定した。
広島駅南口のバス停に集合、9時31分蒲刈行きの急行バスに乗る。呉までは有料道路を走り、11時前に
目的地の田戸東谷で下車。前日の雨がうそのような好天。周りはみかん畑で黄色いみかんがどの木にも
たわわに実っており、収穫の季節である。バス道を少し引き返し、案内板に沿って山に入っていく。しばらくは
両側がみかん畑の農道を歩き、徐々に勾配が急になる。しばらくすると四合目の看板。ここで一休みの休憩を取り、
ひたすらわかりやすい登山道を登る。落ち葉で覆われた登山道は時々掘り返したような後がある。猪がミミズを
探した跡らしい。6合目、7合目と進み、前のほうに木で作られた大きな展望台が見えてきたらそこが頂上であった。
南の方向の展望が素晴らしい。山の名に恥じぬ展望である。四国が意外に近い。空気が澄んでいたら石鎚も見える
とのこと。ビールで乾杯、早速お湯を沸かしラーメンを食べる。皆はバナナ、おにぎりなどをそれぞれに。景色を見ながら
会話が弾む。風邪も少ない素晴らしい小春日和。
1時間ほどして下山を開始。バスに同乗のおばさんから聞いた「かつら」という食堂を目指し県民の浜への道を途中から
左に曲がり厚い落ち葉の積もった道を下っていく。途中の会話が面白く、笑った拍子に3回も尻餅をついてしまった。
途中から突き当った林道をそのまま進む。案内板のあった「桂の滝」はほとんど水切れ状態、なかなかの名水らしいが残念。
しばらくして宮盛の集落が見えてきて、またみかん畑が広がってきた。宮盛は典型的な半農半漁の村のようで非常に懐かしいたたずまい。集落のはずれに、「かつら」を見つけた。
生簀に魚が泳いでおり、ここは想像よりはるかに立派で宿泊施設や、温泉もあるようだ。生ビールで乾杯。
早速、刺身の盛り合わせなどを頼み、舌鼓をうつ。ここでもとりとめもない話題が弾み、気が付けば5時前。
近くのバス停からのバスを乗り継いで広駅まで行き、呉線で帰途に着いた。さすが疲れたのかI君は爆睡状態。
7時半帰宅。
9:50田戸東谷 → 11:10登山道入り口 → 11:30 4合目 → 12:10山頂 13:10下山開始 → 14:20かつら




