10月26日

目が覚めると朝4時半、博多のホテルの一室である。いよいよ納車の日。前日からの出張で博多に来ていたが、お客様との夜の付き合いも早めに切り上げ、ホテルに着き11時前にはベッドに入った。一旦目が覚めると寝付かれず、朝風呂に入ったり本を読んだりで時間を過ごしたがやはり落ち着かない。バイキングの朝食をたっぷりとってホテルを離れ、博多駅8時半の新幹線で広島へ。乗る直前に女房に電話すると浮かない声で「こちらは雨よ」。博多は秋晴れのいい天気なのにびっくりする。西に行くにしたがって天気が下り坂となり徳山を過ぎるころから車窓の外も雨となった。広島に着き10時過ぎころ女房と待ち合わせてディーラーに向かう。我が純白のアルファードがニコニコのセールスマン君と一緒に待っていてくれた。残金の支払い、取説やカーナビの説明の後12時前にいよいよ引渡し。雨もようやく上がり記念写真を撮った後、ディーラーを後にする。所長以下が最敬礼で見えなくなるまで見送ってくれた。早速自宅の近くのスタンドで満タンにする。64リットルを飲み込んでアルファード君は我が家の一員となった。席が高いせいか運転は思いのほか楽である。今までの車に比べ幅と奥行きが大きいため車庫入れにはかなり気を使う。一旦我が家に帰った後、佐伯町の先までドライブに出かけた。体が大きい割には登りもスムーズ、結構静かである。広島市内に戻り実家に向かい、母を早速乗せて実家のまわり近くを一周、今年卒寿ながらまだしっかりしている母も大きさにびっくりし喜んでくれた。

10月27日

6時半起床。朝食の後、車を出していると早速近所の人が新車を買ったんですねと声をかけられた。近くの女房の実家に向かう。こちらも大きさにびっくりする義母を乗せて早速ドライブに。佐伯町から吉和にそして寂地峡、錦町へ。紅葉が始まった山が美しい。離合が出来ないところで対向車に数回あったが全て相手が下がってくれた。この車は相手に威圧感を与えるのだろうか、申し訳ない。途中昼食の後、自宅まではカーナビに任せた。山の中の道を通り弥栄ダムを経由して大竹から自宅までなかなか賢いナビゲーションで結構早く帰りつくことが出来た。途中雨に遭ったので帰ってから早速洗ってやった。二日間で約230キロ、燃料メーターは半分近くまで下がっている。リッター7キロ程度か。