4月27日(日)
いつもの登山仲間のT君、KN君を誘って白木山に登った。広島駅9:36発の芸備線で待ち合わせ。KN君とは久々の登山となる。
連休の前半の日曜日のためか、旅客の姿が目立ち、一両だけのジーゼル車は始発から満員の有様。単線で途中何度か上りと
駅ですれ違いながらだんだんと風景が田舎になっていく。
10:15分、白木山駅着。登山客が7〜8名降りる。ここんとこ休日は雨が多かったが、久々の好天である。
駅からの道には登山者の乗り捨てた車が5〜6台駐車している。きっと、多くの人が登っているのだろう。
10:30頃登山口着、いきなり登りが始まる。ツツジの紫色の花を期待していったが麓のほうはほとんど終わっている。
ひたすらのぼりの道。白木山は3年前の12月に同じこの3人のメンバーで登った山。あの時は雪交じりの風が吹いて、結構冷たかった。
頂上には雪が降っており、小屋の中でラーメンを作ったような記憶がある。今日は春とはいえ、初夏のような気候。すぐに汗で
Tシャツ1枚になる。3合目の展望、5合目の広場で休憩を取りながら8合目の水場まで来て水を飲み。頭から水をかぶる。頂上はもう近い
はずだが結構きつい。さすが900M近い山は登りがいがある。ここんとこずっと5〜600M級が多かったが確かにきつさが違う。頂上付近で
やっと満開のツツジを見ることが出来た。12時30分頃山上到着。頂上には20人くらいの登山者がくつろいでいた。早速ビールで乾杯、お湯を沸かし
ラーメンに舌鼓を打つ。
1時30分頃出発。鬼が城山経由、上深川に降りる道を選択。そういえば3年前の時もこの道であった。大阪での2年間の単身赴任を終えて
広島に帰ってきて直ぐ、両君に声をかけられて登ったのがこの山であった。あれから3年、仕事の上でも多くの事があったが今は一段落、
色々な事が歩きながら思い出される。無線塔をいくつか過ぎて急な下降に移る。登りと同じく下りもひたすら急な道が続く。いい加減疲れた頃
やっと水の音が聞こえ、沢沿いの道に出た。何回か沢を渡っているうちに民家が近づいてきた。緩やかになった下り道をしばらく歩いて上深川駅に
到着。3時15分。汽車は数分前に出たばかりで、これから1時間以上こない。KN君と私は3時36分のバスを選択、T君はゆっくり汽車で帰る
と言うことでバス停でお別れとなった。今回の白木山は登りがい、下りがい十分、さすが900M近い山は歯ごたえ十分であった。