お墓を建てる時期
お墓を建てる時期に一定の決まりはありませんが、四十九日、百ケ日、一周忌、三回忌、お盆、春・秋のお彼岸等法要時に行うことが一般的には多いです。
お墓をいつ建てるかは時期ではなく、御先祖様への供養の気持ちで建てるのがよいでしょう。
最近では生前に建てる方もおられます。
生前にお墓を建てることを寿陵と言い、大変縁起の良いことと昔からされており、家運繁栄を願って生前墓を建立されます。


お墓と税金
お墓の購入時には消費税がかかります。
しかし、将来相続される時に相続税はかかりません。

合同供養塔について
跡継ぎがいない方、身よりがいない方等自分のお墓が将来無縁となることを心配される方が最近おられます。
そのような方の為に合同供養塔があります。
40年、50年後にお墓を整理してお骨を合同供養塔に移し年2回の供養を行います。

墓地について
埋葬や焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に行ってはいけないと法律で決まっています。
そのため必ず墓地が必要になります。
墓地には寺院墓地、霊園墓地、共同墓地などがあります。
寺院墓地とは、寺院が管理運営する墓地のです。
本来は檀家であることが条件でしたが、最近では、必ずしも「檀家」にならなくてもよく、お墓での仏事だけをそのお寺で見てもらえる寺院墓地もあります。
霊園墓地とは、地方自治体や法人が管理、運営する墓地です。
地方自治体が運営する霊園では、宗旨宗派は自由ですが、購入は地域住民に限定されていたり、建墓時期が決まっていたり、外柵の高さ・墓石の総高さの制限等使用制約がある所もあります。
法人が運営する霊園の場合は宗旨宗派、使用資格などの制限はあまりありません。
その墓地の使用規則を事前に説明を聞くことが大切です。
墓地を購入すると言いますが、実際は墓地の「永代使用権」を取得するという事です。
土地そのものが売買されるのではなく、墓地の永代使用を認められるということで墓地の登記などはありません。
ですから所有権はその墓地の経営主体にありますので、墓地には様々な利用規約があります。
またお墓、墓地を管理、維持するために年間管理費が必要となります。
長期間管理費を滞納したり、連絡がない場合は無縁墓地として整理される場合もあります。

お墓の継承
先祖のお墓を継承していくのは代々お一人づつですが、必ずしも長男だけとは限りません。
両親の面倒をよくみた方、両親と同居している方が継承する場合が多いようです。
継承しなかった方は、先祖の墓に入ることはできますが、墓を護っている親族と離れていたり、縁遠くなったり、代替わりした時いろいろな問題が発生することがあります。
やはり、新たに墓地を探すか、合同供養塔などに納めるほうがよいでしょう。
将来の安住の地についてよく考えることが必要です。


お墓参りの注意点
「お酒」を墓石にかけるのは、あまり良くありません。
お酒が石に染み込み変色することがあります。
お酒は墓地の土にかけるのがよいでしょう。
墓石の上に缶類を置きっぱなしにするのも同様で、良くありません。
缶など鉄類を置きっぱなしにすると錆が石に染み込み取れなくなります。
またタバコを置かれてもニコチンが染み込み取れなくなります。
お供え物は持ち帰りましょう。
お供え物を置きっぱなしにするとカラスが食い散らかします。持ち帰って食べることでご先祖様への供養になります。



お墓のできるまで
1.墓地を買う
お墓を建立する場合には、最初に墓地が必要ですので墓地を購入しなければなりません。墓地を求める場合は次のような事を考慮しましょう。
 ・住居から行き易い墓地
 ・交通の便の良い墓地
 ・墓地の設備や管理が状況の良い墓地
 ・日当り・方角の良い墓地
弊社では県内各地に霊園墓地をご用意しております。また寺院墓地もご紹介いたします。
気に入った墓地及び区画が見つかりましたらまずご予約していただきます。その後ご検討して頂きお申し込みとなります。印鑑をご持参下さい。また、永代使用料ご入金後、お申し込み区画の永代使用証が発行されます。永代使用証は大切に保管して下さい。


2.お墓建立の見積り、お申し込み
当社では、御連絡項きましたら、墓地を拝見させて項き、墓地の場所・広さ等を確認します。
そしてお客様の要望を聞き、形状、価格、石の材質など、条件に適したお墓を考えて、見積りと完成図面とを作成、提出します。
施主様の意向により、内容変更がある場合は再度お見積りさせていただきます。
その後、ご検討の結果、ご了解いただいた時点で、ご契約となります。
墓石は注文して、出来上がってしまえば簡単に作り直すことが出来ませんし、文字を刻んだ後ではどうしようもありません。
建てた後イメージが全く違ったり文字の間違いということがないようにできるだけ自分の希望、イメージを伝え、思いついた事や、気になる事は質問して、後々トラブルが起きぬよう心がけて下さい。

墓石の購入時に次のようなものを準備してください。
 ・墓碑名
 ・法名(戒名)
 ・俗名
 ・死亡年月日
 ・行年
 ・建立施主名
 ・家紋
 ・建年月日
 ・印鑑
 ・墓地永代使用証
お申し込み時には次のことを相談・決定していきます。
 ・予算(契約金額と支払方法)
 ・墓地(墓地の場所と広さ)
 ・お墓の形・種類(墓石の大きさ、石種、文字・家紋の配置の確認、
 ・付属品の有無)
 ・外柵の形・種類(墓石の大きさ、石種)
 ・魂抜き法要日(既設のお墓の整理・移転・据え直しの場合)
 ・完成日(開眼供養の日の前に完成)


3.施工準備
御契約後、施工準備に掛からせて頂きます。
工事を行う際は、墓地の管理事務所に施工の申請が必要な場合があります。
この申請は当社のほうで行います。
施工準備は約1ヶ月かかりますが、墓地の規模によって左右されます。
また、天候により工期は大きくかわります。
梅雨時などは多少延びてしまう場合がありますし、冬期は雪が積もるとなかなか施工できません。
また、お彼岸やお盆前は作業が集中しますので、多少余裕を持ってご相談ください。


4.魂抜き
すでにお墓をお持ちの方で、整理、移転、据え直し等をされる方は施工予定日の前にお寺様へ魂抜きの法要をお願いして、魂抜きを済ませてください。

5.施工
当社が責任をもって施工させて項きます。
墓石加工は工事契約書に基づいて心を込めて仕上げます。
また、墓地の現場では、基礎や外柵・納骨室等の工事が始まります。
開眼供養予定日の10日から1週間前には、完成するよう施工します。


6.完成・お引き渡し
施工が完了しますと、当社より完成のご連絡を致します。
完成をご確認していただき工事代金を入金していただきます。


7.開眼供養
墓石の据え付けが終わると、まずお墓に魂を入れる開眼法要を行って下さい。
開眼法要の行われていないお墓はただの石に過ぎません。
僧侶によってお経をあげ、魂入れをして初めてお墓となります。
これは、納骨のある、ないに関わらず先祖供養の為に行ってください。
その後、出来るだけお墓参りをするのが何よりの供養だと思います。


※アフターメンテナンス
お墓は建ててしまえばそれでおしまいではありません。
新たな埋葬があった場合の納骨のお手伝いや戒名の彫刻などがございましたらお気軽にご相談ください。
末代まで心のこもったお手伝いをさせていただきます。
また、
  墓石のクリーニング
  墓石の磨き直し
  墓石の傾き直し
  外柵の修復
  法名(戒名)彫り追加
  花筒の修理等
などのご相談にも応じますのでお気軽にご連絡ください。





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