南インドの食べ物
バジ プーリー ウプマ
南インドの食堂に入ると一体これはどんな物かメニューを見ても解りにくいと思います。バジはバナナを天ぷら風に揚げた物、プーリーは小麦の全粒粉をこね薄くのし揚げるとき全体に油をかけてやるとプーとふくれる、ウプマはセモリナを麦こがしのようにこねグリーンチリ、スパイスで味付けしている、いずれもカリーやココナッツチャトニなどをつけながら右手で食べます。これらはティファンといい、主に朝食によく食べます。

ケララ州の田舎町クイロンにある「マイソールカフェ」(ここはウドゥピーレストランといってカルナタカ州のカリーを味わえる。そして安い!)で地元の男達と食べたこれらのティファンはいずれもサッパリした味付けながらそれぞれの 持ち味が口の中で美味しいハーモニーとなって広がっていく至福のひと時が味わえます。

(21Rp)
昼時ティファンやミールスでにぎあうチェンナイのTナガルにある菜食食堂「シュリ・バラジ・バワン」はいつも地元の人で混んでいる。何を食べても美味しく、上にあるような円錐のドーサなど、とてもお洒落だ。手前の小皿は左から、ココナッツ、トマト、グリーンのチャトニ。これらチャトニやサンバルというカリーをつけながら食べます。とてもお腹に優しくいくら食べても胃にもたれたり、胸やけなどなくお通じにもとても良い。
  ワダ(左)とマサラドーサ イドゥリ
ドーサというクレープの様なスナックはバリエーションがたくさんあり、中にポテトのスパイス炒めが入ったマサラドーサ
(約14Rp50円くらい)など色々ある、さくっとした食感とさっぱりしたベジカリーが良くあいます。
左のドーナツのようなワダ(2ヶ
10Rp約35円)は豆の粉で出来ていてフワフワで、軽いおからのよう。       
ボンダ スパイス炒めしたポテトを丸くし、豆の衣で揚げたもの。小腹が空いたときなどにいい。(12Rp)
下に敷いてある緑色のものは、バナナの葉です。手前の三つは、それぞれフレッシュなチャトニ。店によって味は違うけど、どの店も新鮮なココナッツなどを使い、その店の顔の一つでもある。
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下町の食堂に行くとよく、こういった若いカップルに出会います。二人は、オニオンウタパムという、玉葱しか入ってないお好み焼きのようなものを美味しそうに、食べていた。
2〜3種類のチャトニーとサンバルという、豆入り野菜カリーをつけて食べる。
 パロータ
パロータも人気のある食べ物でギーをねりこんであり鉄板の上で焼く、具の入ってないお好み焼きのようなパンを手で千切って、こちらもサンバルで食べる。
お昼に食べたり、間食に、小腹がすいたときなどに、に利用します。
(15Rp)
解りにくいでしょうがイリヤポムというそうめんのような物で米粉から出来ていて、単品のカリーと一緒に食べます。
手に持っているのが南インド料理にはかかせないカリーリーフ(南ではカリパッタという)毎日新鮮もな生の葉を使い北にはない南独特の味をかし出す。
鮮やかな手つきで、見ている人を
楽しませてくれるチャイ屋
又、スパイス入りのミルクなどもあり、美味い。
しかし、南インドではチャイより泡立てコーヒーの方が一般的。
南インドを旅行すると、バナナの葉に盛られたミールス(基本的に、野菜のカリー定食)に出会います。
下町の安食堂から、高級レストランの洗礼された味まで、低予算で楽しむことが出来ます。
お店によっても、また、地域よっても味の違いがあり、食べ比べると面白い。
また、ミールスはほとんどのお店で、お変わり自由です。
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