ゲームスカウティングby moritake


7/3(日) 晴れ 練習試合(千代田・芝)
参加チーム : 向原・千代田・本地・みつや

向原B(5・4年) 8 : 0 本地B(5〜2年?)
個人の力で突破して取った8点だったと思います。1対1でほとんど負けなかった事(特に中央)と、こぼれ球への反応が向原の方が早かったため、たくさんのシュートを打つことができ、それを得点につなげることができました。ただその「シュート」に課題を残した試合にもなりました。
一言で言えば「シュートをどこで打つか?」です。 GK(ゴールキーパー)の位置(自分との距離)をしっかり確認していればもっと点が取れていたと思います。
象徴的な場面が2つ。ナルイシくんのシュートが止められた時はGKとの距離が近すぎてGKの手に当たり、タカヒロくんのシュートがキャッチされた時はもう1〜2mドリブルで前へ出てシュートしても良い状況でした。この2つの事だけでなく他にも似たような場面があり、向原の「シュート」に対する意識の低さと練習不足を痛感させられた試合となりました。競った試合では決めるとこはきっちり決めておかないと必ず痛い目に遭ってしまうので、もっとhightプレッシャーの中でのシュート練習をして、いい判断ができるように改善していきたいと思います。
向原B(5・4年) 3 : 2 みつやB(5・4年)
前半は0−2。チャンスは両チームとも同じくらいあったのですが決定力の差がでてしまいました。向原のシュートは前の試合同様タイミング・コースとも良いとは言えず、ことごとくGKに弾かれてしまい、逆にみつやは決定的なチャンスをほとんど逃さず点に繋げました。
シュートに関する修正とその他に2つの修正点がありました。1つは、ボールを競った時に競っている人の後方(ゴール側)をカバーする人がいないこと。もう1つは攻撃が中央ばかりになってそこからカウンターにあっているということ。それらの事を選手に伝え後半戦へ。後半はシュートくんが主にカバーリングにまわりシューサクくんが競る形で真ん中が安定し、両サイドのDF(ワキダくん・ユメちゃん)からショータくんの突破力とタカヒロくんのキープ力を使った攻撃でチャンス作りゴールに迫ることができ始め、ユウセイくん・ショータくんの得点に繋がりました。そして2対2で迎えた終了間際、DFでカットしたボールをユメちゃんがショータくんの前へナイスパス!それをショータくんが相手との激しい1対1を粘って中央へクロス。中央に飛び込んできたユウセイくんがきっちり合わせてゴ〜〜〜ル!その後ほとんど時間もなくタイムアップとなって逆転勝ちすることができました。
選手は0−2となった時に(気持ち的に)少し沈んだように見えましたが、よくがんばり、よく走り、よく耐えたと思います。試合後、雨に濡れてビシャビシャになりながら笑顔で引き揚げるみんなの顔がとても印象的でした。

向原B(5・4年)  雨天中止  千代田B
(激しい雨となったため中止となりました。 残念。。。)

全体的な気づき
この2試合を通しての課題はやはり「シュート」です。大量点を取った本地B戦、逆転勝ちしたみつやB戦とも、点を取るべきところでのシュートミスが多かったです。サッカーは点を取り合うスポーツで、それによって勝ちと負けが決まってしまいます。もっと「1点」に執着してチャンスを確実に点に繋げられるよう練習していきたいと思います。


6/5(日) 晴れろうきんカップ2日目

向原 2 : 0 千代田

前日の予選でまさかの3連敗を喫してしまったため、今日は決勝トーナメントではなくフレンドリーマッチ2試合となってしまいました。
昨日の悪い流れをまだ引きずっているのか、ゲーム当初は少し集中力を欠いているような感じ。体の大きい千代田の選手に当り負け、ドリブルでサイドをブチ抜かれてピンチの連続、点を取られそうになってやっとエンジンがかかってきたのか全員が集中してゲームに臨めるようになりました。
この試合のポイントはサイドでの攻防でした。千代田のサイドの3番の選手を複数の人数で囲んで止められたことによって徐々に向原の流れになり、それがショータくんのクロスをフユウメくんがキーパーよりも早くさわって取った先制点につながりました。また先制点を取った後も、サイドと中央をうまく使ってゲームをほぼ支配できた内容だったと思います。あとは、ディフェンスの時に、真ん中の選手が外へ誘い出されずにバランスよく守ることができると、もっと守備が安定してくると思います。


向原 5 : 0 西城
このゲームは点差ほどよい内容ではありませんでした。
攻めてはいるけど相手がたくさんいる方へボールを運んでしまい取られてクリアされるという内容。千代田戦で゙見れたようなサイドと中央の使い分けがうまくできておらず、どこにボールがあっても”前”に進むことしか考えてないので「だんご状態」の場面が多くなりました。そうではなくて、サイドに人が多いなら中央または逆サイドへ、中央に人が多いならサイドへボールを運ぶというような、”横”や”後ろ”も含めたグランド全体を使ったサッカーをしてもらいたかったです。 ハーフタイムでそのことを話したので後半は少し良くなりましたが、まだまだチーム全体がボールだけしか見てない時間帯があり、課題を残したゲームでした。


練習ゲームスカウティング
by moritake

5/15(日) 晴れ
全日本少年サッカー大会(東部地区予選) 対 福相(竹ヶ端運動公園)
向原 1 : 4 福相
バスの中でのはしゃぎすぎの影響か、それとも雰囲気に飲まれたのか、前半「あっ」という間に4点取られてしまいました。 その4点のほとんどが、バックラインの裏へロングボールを放り込まれ、その対応をミスしたことが原因でした。これは単にDFだけの問題ではありません。DFの頭上をボールが通り過ぎた瞬間、チームのほとんどのメンバーが
「ボールを見るだけ」の状態になってしまうという、「チーム全体の集中力」が1番の問題なんだと思います。これを、DFの頭上をボールが通り過ぎた瞬間にGK以外のメンバーが全力で守備に戻ることができれば向原はもっと楽な試合をすることが可能になると思います。 試合は0−4。絶不調だったシューサク君と交代したヨシヒロ君が、早いアプローチとこぼれたボールを誰よりも早く拾ってくれた事と他のメンバーのエンジンがやっと掛かり始めたおかげで少しずつ流れが変わり始め、それにより向原も相手ゴールに迫ることができるようになりました。そしてそれがタカマサ君のスーパーループ(?)シュートへとつながり前半を終えました。後半は、「ボールを競る、走る、体を張る」事ができたこと&キーパー、リョーヤ君のスーパーセーブがあったことによって無失点(後半は0−0)で終えることができました。後半のような戦い方が最初からできるようにもっと練習しなければいけませんね。
今後の課題
1.ボールを「止める」・「蹴る」こと
やはりこれが1番大切だと思います。「早く」・「いいコントロール」をして「正確に蹴る(動かす)」ことができるように日々努力しなければなりません。
2.DFの裏へのボールの対処の仕方
DFの頭上を越すようなボールがでた時、DFはもちろんMF・FWも守備に戻るようにチームとしての決め事が必要ではないかと思う。
3.状況に応じた選択(勝負してもよい場面かどうか?)
ボールを持った時に「いつでもどこでもドリブル」ではなく、ボールの位置・周りの状況を考えて「判断」できるように。


5/14(土) 晴れ

練習試合

対飯室・亀山戦(亀山小)
第1試合 :対 飯室(15分ハーフ・11人制)
新年度になって新しく入ってきたメンバー&3年・4年+ユウヤ・フユウメ・シュートで試合に臨みました。この試合のポイントはユウヤでした。今日初めて試合に出る子や3年・4年がほとんど、しかもフユウメは怪我で久々の試合。という状況の中でどれだけ自分が中心となってゲームをコントロールし、声で皆をまとめられるか。という所に期待して試合に出しました。結果は大成功でした。全員が前掛かりになって相手のカウンターをくらいそうなところをユウヤが1対1を何度も止めてピンチを防いで、更に声で周りのメンバーに指示を出したりと、ユウヤ個人としては100点満点の出来でした。あとはこの試合でできたことをすべてのゲームでやること。やろうとすることです。(やればできる!) 試合は後半、マー君が1点返して追いつきそうだったのですが残念ながら負けてしまいました。残念!

第2試合 :対 亀山(15分ハーフ・11人制)
向原 5 : 1 亀山
第1試合に出てなかった5・6年を中心に試合に臨みました。5・6年にはグランドが少し狭く、そして硬いせいか、競ってこぼれたボールをひろって前へ進んだチームの勝ち。という試合展開でした。前半は押し気味ながらもペナルティエリア付近でクリアされる時間が続く。そんな中、相手のバックパスで得たフリーキックのこばれ球をユウセイ君が決めて1点先取!その後、相手に1点返されるも、またまたユウセイ君が決めて2−1!いつもながらユウセイ君はよく動き、よく声も出て大変すばらしいです。まさに「ここにもユウセイ、あそこにもユウセイ」で、まるでユウセイ君が3人くらいいるかのような状態でした。 そして後半、中盤での競り合いからFWのマー君にボールがわたり、相手DFをドリブルでぬいてキーパーとの1対1!シュート!決まったゴ〜〜ル!的な展開でなんとマー君3得点。後半だけでハットトリック達成!!すばらしいです。これが、先日のさくぎ線の4点目のようにキーパーの位置を確認してインサイドで流し込めるようになると更に Very Good でもっともっと点が取れるようになります。

第3試合 :対 飯室(15分1本・11人制)
向原 3 : 2 飯室
相手に先制され、ユウセイ君のこの日3得点目で追いつくも再び1点取られて1−2。シュートを打つも、キーパー正面だったり、相手の体に当たったりしてなかなか点が取れないこの苦しい状況の中でショータ君がやってくれました。ペナルティエリア手前、左から中央へシューサク君がドリブルで持ち込んだボールがシューサク君とショータ君の間へ転がる・・・どちらもシュートを打てる位置。「OK!まかせろ!」と声をだしたのはショータ君。ミドルレンジからインステップできれいに合わせてゴ〜ル!2−2。更に終了間際にもショータ君が決めて3−2。という試合でした。この日のショータ君はコーナーフラッグの付近までは行くものの、そこからシュートでもなく、クロスでもなく、ドリブル突破でもなく、という「最後の判断」のところで迷って中途半端な状態だったので、このゲームの2得点(特に1点目)はショータ君にとって、とても良い結果だったと思います。 ゲームが始まってしまえば監督やコーチは手助けできません。自分のところに来たボールをどうするかを決めるのは自分しかいないのです。「自分で判断し、決めたら迷わず思い切って。」です!

第4試合 :対 亀山(15分1本・11人制)
向原 1 : 1 亀山
一進一退の展開の中、ペナの外からシュート!キーパーがキャッチ。かと思ったらこぼした。そこへ詰めていたのがヨシヒロ君!シュート、ゴ〜ル!という、これもまた大変すばらしいゴールでした。 1点にもいろいろな1点があります。この日にあったドリブルからのシュートやミドルシュート、ヨシヒロ君のそれは種類の異なるシュート、そしてゴールでしたが、とてもヨシヒロ君らしいゴールでした。ヨシヒロ君が試合に出ると、なぜかチームのリズムが良くなることが多いです。それはおそらくヨシヒロ君の豊富な運動量とこぼれ玉を拾う良いポジショニングがなせる技なんだと思います。
それぞれの体の大きさや足の速さが違うように、個人の特徴も違います。シュートを打つのがうまい選手、守るのがうまい選手、たくさん動ける選手。いろいろあると思いますがそれぞれの個性にあった役割の中で成長して欲しいと思います。(もちろん、欠点を直していくことも重要ですよ。)

全体的な気づき
やはり1番大切なのはボールを止めることと蹴ること。まだまだこの部分に時間を割く必要がある。特にペナの中(またはその付近)でのボールコントロールや体の向きを見るとハイプレッシャーの中ではできないことが多い。     次にあげられるのは声。 徐々には、よくなってきているがこれもまだまだ気を配っていく必要がある。習慣づけができるよう指導者が辛抱強く言っていかなければならないと思う。


2/11(金) Aチーム

1試合目 (対 ガンバレッチェ戦) 0−3
Goodな点 
1. サイドのDFの裏のスペースはみつけている。(特にコウくん)
2. サイドの1対1は互角(ダイジくんは互角以上・・・攻守共)
3. ケンゴくんの守備能力(意識)は非常に高い

Badな点
1. ボールを落ち着かせられない(コントロール・ボール回し)
2. 中盤でボールをカットされている
3. 攻撃時のボール保持者・または守備の時の味方に対するフォローが遅い
4. FWが裏のスペースしか狙ってない(ポストプレーがない)
5. トップ下のとこのポジションがあく(守備の意識が強すぎてポジションが下がる・・・この試合の場合はコウくん)

全体的な気づき
守備も攻撃も個人(向原)対チーム(相手)でやるから後手後手にまわってしまう。
5年以下にはまだ個人の上積みでよいと思うが、6年生はグループ戦術を教えてあげないと中学校で苦労してしまう可能性が高い

2試合目 (対 府中南戦) 7−3
Goodな点 
1. ユータくんのペナルティエリアでのポジション取り
2. 前を向いて顔が上がった時のコウくんのアイデア
3. ダイジくんの右サイドでの突破〜シュートまで
4. ケンゴくんの守備&運動量
5. DFラインの押し上げ

Badな点
1. 1試合目と同様にトップ下があいてしまう(この試合はケンゴくん)
2. 1試合目と同様に攻撃時・守備時の時のフォローが遅い(意識も低い)
3. 点は取ったがその起点はほぼダイジくんのとこだけだった。
   ⇔起点となる個人を潰されると手詰まり・・・
4. ダイレクトプレイがほとんどない
5. 相手の5番の個人技を止められなかった(5番くん1人に3点取られた)
   →DFのチャレンジ&カバーの関係 }ができなかった
   →ぬかれても最後までついていく

全体的な気づき
中盤で相手ボールをカットできたため、相手の守備がそろう前に攻撃することができ、点がたくさんとれた。
hightのプレッシャーの中でのゲームをやると、『蹴る・とめる』の質をもっと高める必要があると感じる。(特にボールを止める技術)

3試合目 (対 府中南FC戦) 2−1
Goodな点 
1. ポストプレーが何回かでていた(コウくんが前をむけるため Nice パス連発)
2. ダイレクトプレイがあり、それが点につながった。(コウ→タカマサ→トミー→Goal)
3. サイドからのクロスボールをシュートまでもっていけた。
4. 前半0−1だったのを逆転勝ちした(後半の試合内容は Very Good !! )

Badな点
1. 前半の試合内容(1・2試合目のBadなところが同じように出た)
2. 声がなく個々が孤立している<前半>
3. 左足がうまく使えない(使う意識も少ない)
4. パスが不正確&遅いため前を向くことが出来ない<前半>
5. フォロー&ダイレクトプレイがない

全体的な気づき
この試合の後半がこの日のBESTゲームでした。
ポイントはボールコントロール(止める・蹴る)と自分のまわりの状況の把握。                        ボールが来る前に自分のまわりを見ておく  → ボールが来る →  自分のイメージ通りにボールをコントロールする。
これができるかどうかが点を取れるかどうかにつながっていくんだと思います。 そしてこのゲームの後半はそれがいつもよりもできた内容だったと思います。
ポストプレイやダイレクトプレイ、またはスルーパスからのシュート。ゲームを見ていてとても楽しかったです。

2/12(土) 晴れ

土曜日なのでラダトレ。それから利き足だけでなく両方の足を使うようにいろいろ制約をつけてリフティング、その後はボールキープゲーム、1対1と練習して最後に紅白戦をやりました。ボールキープゲームは自分のボールをキープしながら、いかに顔をあげてまわりを見るかがポイントです。練習に来てくれた中学生2人もなかなか楽しそうにやってました。                                           そして紅白戦は6年チーム(A)対低学年&中学生2人チーム(B) 今日はいつもよりもメンバーが少なかったため大きなスペースがあり、12−10 という大乱戦でした。 Bチームは中学生が点を取り、中学生がバテてしまったり、途中でボールを取られてしまうとAチームが得点する。という感じでした。Aチームは中学生がボールを持った時の対処の仕方、Bチームは低学年にもっと積極性があれば、もっともっといいゲームができたと思います。
 今日の一言は、ユータくんの「ラインが下がりすぎるとオフサイドが取れないので気をつけましょう」でした。 いいとこに気がついたねぇ。そういうとこを気にしてゲームやると更に上手になれると思います。

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