口腔内装置(スリープマウスピース)

睡眠時無呼吸症侯群の患者さんはいぴき、起床時の頭痛、日中の眠気、集中力・記憶力の低下だけではなく、高血圧症、脳血管障害、心筋梗塞などの生活習慣病を合併しやすくなると言われています。習慣性いぴきは睡眠時無呼吸症侯群の予備軍であり、放置すると悪化し無呼吸症侯群になる場合がほとんどです。
当院では、呼吸器内科と耳鼻咽喉科の専門医と連携して、睡眠時の気道閉塞を防ぐため、舌を持ち上げ気道をひろげるための口腔内装置を作製しております。
2004年4月より専門医師により睡眠時無呼吸症侯群と診断された場合には保険適用になりました。
当院ではオリジナルの軟性舌前方保持型口腔内装置を作製しています。

口腔内装置(スリープマウスピース)の効果
睡眠時無呼吸症候群対策

正常な場合

舌が気道を塞いで、呼吸が妨げられます。

スリープスプリントを装着することで舌を持ち上げ、気道を確保します。軽いものから中程度の睡眠時無呼吸症候群であれば7割改善が見込まれます。

歯科医師、歯科衛生士、技工士さんはもちろん睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置に関しましては
呼吸器内科・耳鼻科・口腔外科の先生とも連携を取りながら、チーム医療で患者さんに適切で良質な歯科医療の提供を心がけております。

睡眠時無呼吸症侯群は要注意の病気です。
睡眠時無呼吸症侯群(SAS)の説明はこちらを御覧下さい。


口腔内装置(スリープマウスピース)例

透明な樹脂製です

装着前

装着前

装着時

装着時(前面拡大)

装着時(横面拡大)