安寿堂



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  こんな症状の方が来院されています


安寿堂に来院された方の例を、一部ではありますがご紹介いたします。
改善までの期間は損傷度合いで変わりますので、その点はご了承下さい。

頭痛  肩こり
肩の痛み 肘の痛み 手首の痛み
腰の痛み 膝の痛み 足首の痛み
神経痛
妊娠希望(妊活・不妊)
関節拘縮(可動域制限)
筋マヒ
〈少しずつ更新していきます〉


【肩こり・肩の痛み】 に関しては、患者さんの反応が最も安定しているので、一番最初に挙げておきますね。
参考になさってください。

「安寿堂さんより体格のいい人に強く揉んでもらってても肩こりが取れなかったのに、こちらで施術してもらったら随分軽くなって不思議です。強くマッサージされてるわけでもないのに……」と話してくれた方がいました。

PCを使ったり肘が体の前にくる姿勢や、一般に言われる巻き肩が続くと、僧帽筋はじめ肩甲骨周囲や胸筋などの筋緊張が強くなって、肩こりとなります。 これが中々の曲者で「たかが肩こり」と放っておくと、肩の痛み・腕のシビレ感や抜け感・可動域制限・頭〜背中への痛みなども引き起こすことがあります。

それでも、緊張を強いている部分・原因を把握し施術すれば解決していきますよ。

筋伸縮と血液循環の回復が解決法ですが、その時に強い圧は必要ないと考えています。 開院当初は肩こりに対しグイッグイ押してた時期もありましたが、知識や技術を習得していくにつれ必須ではないと感じたのです。 ですので、刺激量としては物足りないと思うかもしれません。

一回で大きな変化を体感してもらえる場合もあるし、体の使い方の癖を直してもらいながら数回続ける場合もあり、個々人の状態で違ってきます。

自宅では、ホットタオルやシャワーを使って、こってる部位を温め血流をよくしてあげて下さい。 また、肩を大きく回したり、机に両肘をつく姿勢も首肩周辺の筋を一時的にリラックスさせられるので、仕事の休憩時間におすすめです。

巻き肩は、姿勢の悪さをいう時にも聞かれますね。 肩や頭が前方に寄り、老いたように見える姿勢にもつながります。 肩甲骨のポジションや胸が開く姿勢を取り戻すのにも、施術が一役買っているのではないかと思います。

【肩の痛み・いわゆる五十肩】
肩が痛くて腕が上がらない方も、多く来院されます。

洗濯物を干す動作やシートベルトを取ろうとする動作、背中に手を回そうとする時に、痛みを感じながらも放置。 数週間経過するのに痛みが引かず悪化して、来院されるパターンがよくあります。 中には、病院の治療と併用される方もいらっしゃいます。

痛みの正体は様々です。 傷んでいるのは、関節自体?腱?筋?関節包?それ以外?

肩の筋や腱は、40歳頃から加齢による変性をし始め、強度や柔軟性が低下し損傷しやすい状態となります。 変性したインナーマッスルの「腱板」と呼ばれる組織には血流が乏しく、損傷の回復には時間がかかります。 他にも、使い方や状態によっては摩耗しやすい構造となってる部位もあり、40代以降の肩は痛みの発生頻度が高まるのです。

痛み出しすぐの急性期は、痛い場所を冷やし(2日ほど)ながら安静に。

損傷部位や損傷度合いで、痛みが治まる期間も変わります。
強い痛みでも1〜2回で治ってしまうケースもあれば、強い痛みではないけど回数が必要なケースもあります。

五十肩には、痛みの他、肩関節が固まって本来の可動域に届かない関節拘縮も起こりますから、関節の動きを戻す事も大切です。 痛くはないけどバンザイできない・後ろに手が回らない状態は、結構不便。 できるだけ痛くない運動法なども使って、可動域を戻していきます。 1回で1〜5cmの可動域改善することが多い印象です。

日常動作では平気でも、気をつけの姿勢から、両腕をまっすぐにしたまま真横に開いて10秒キープできるでしょうか? この動作で肩に強い怠さや重さを感じたなら、先で肩のトラブルに見舞われる可能性があります。 早めの施術に越したことはないので、来院の目安にしてみて下さいね。

スポーツにおいてオーバーハンドでの投球・アタック・サーブ動作で肩が痛むケースにも、軸のブレが観察できれば有効です。


 【肩周辺の痛みや症状】
[症例 3]

右肩と肩甲骨周りの痛み。
高さのある台から滑り落ちる瞬間、右手で近くにあったパイプにつかまった。
その夜から右肩の痛みが強くなり、睡眠不足。
翌日、来院。

1回目 アイシングと手技療法の後
    鍼施術を行う。

 後日、施術して
 すぐに痛みが引いていったと報告があった。

※このケースは1回でよくなっていますが、肩周辺組織の損傷部位や度合いで回数は変化します。


[症例 2]

1ヶ月前から右首・肩・腕に痛みや重さを感じるようになった。
肩が抜けるように怠く、腕〜指にしびれ感あり。
病院で頸椎椎間板ヘルニアと診断され手術もすすめられたが、できればしたくない。
一生付き合っていく症状だと思うが、少しでも軽くならないかと思い来院。
肩の可動域制限や筋肉の麻痺はみられないが、首の振り向き動作で痛みとしびれ感が増悪。
7〜10日に1回来院。

1回目 施術直後は、痛みやしびれ感が半減。
2回目 数日間は半減が続いていたが
    8割程に戻ってしまった。
3回目 痛みやしびれは1日に数回・30分続く。
    首は動かしにくいが、しびれが軽減。
4回目 しびれを感じる回数が減ってきた。
5回目 しびれ感や重さが半分以下に軽減し
    回数も減っている。
    日常での辛さが随分変わってきたので
    この状態で様子を見たいとの申し出。
    一旦、施術は終了。
     
※椎間板ヘルニアで筋肉の麻痺や萎縮が認められる場合は、手術の検討もお伝えしています。


[症例 1]

右肩〜指先までの痛み。
1年前に病院で「五十肩ですね」と言われ、注射を5回してもらった。
それからずっと湿布を貼っている。
少し良くなっている感じはするが、右肩から指先までが夜中に痛み、日中安静にしてても痛みを感じる。
ひどいとコーヒーカップを持つのも辛く、突き抜けるように痛い。
友人に紹介され来院。

腕を上にあげる動作:90度。
横にあげる動作:90度。
頭の後ろで指を組む動作:痛むが可能。
腰の後ろで手を組む動作:不可。
    腰の横に手を置く程度。

経過をみながら
週2回〜10日に1回来てもらう。

2回目 初回から2〜3日は痛かったが、
    それ以降痛みが
    少し軽くなった気がする。
    夜中に目覚める回数が減った。
    この日の施術直後、痛みはあるが
    腰の後ろで手を組む動作ができた。
3回目 日中、夜中、短い時間だが痛みが無く
    治ったのかと思える時間がある。
6回目 肩が痛い時、指先まで痛みが
    響いていたのが無くなっている。
8回目 夜中の痛みが無くなって、
    腕も上がるようになる。
    日中肩を動かした時の痛みも
    3割位になった。
10回目 家事も草抜きも痛みなくできるので
    ストレッチを教えて終了。

「治ると言われ、何十万もするブレスレットを買っちゃいましたが、鍼で治っちゃいましたね。痛みが辛いと判断力も鈍りますね。」と苦笑いされてたのが印象的でした。


【交通事故後遺症】
[症例 2]

車の運転中事故にあった。
事故以前は無かった症状で、病院にも通っていたが、ご家族から紹介され、鍼も受けてみることにしたと来院。
首のこり・両方の腕〜指先全体のしびれ・手に力が入りにくい。

両側頚部の緊張が強いので、まずこの緊張を取るよう頚に配穴。
週に1度の施術。
2回目 頚のこりが軽くなってきて
    腕全体にしびれていたのが
    範囲が狭くなってる。
5回目 手に力が入るようになり
    しびれない日も増えてきた。
8回目 中指に時々軽くしびれを感じるが
    気になるほどではない。
    初回から比べると随分改善したので
    一旦終了。


[症例 1]

来院の半年程前に車同士の追突事故に遭う。
すぐに症状は出なかったが、頸・肩・上背部が硬くなってきて頭痛がするようになった。
指に痺れも出たので、病院へ通っているが
効果が実感できないので来院。

側頚部に硬結がみられ、それを弛めていく施術を週に1回、計5回で頭痛、痺れ、強いこりが無くなったので施術終了とする。


 【腰  痛】
[症例 6]

来院1週間程前、田んぼで作業中腰が痛くなった。
病院では注射を2回してもらい、普段コルセットをしているが、痛みが取れない。
以前、病院で腰椎5番のすべり症といわれたことがある。

家族に鍼を勧められたが、ちょっと怖いとの事なので腰と骨盤周りに弱い刺激の鍼をしてからマッサージ。
週に1回来院するよう伝える。

2回目 痛みが半分になって
    コルセットも使わず動ける。
3回目 ほとんど痛みがなくなっているが
    時々痛むことがある。
4回目 日常動作で痛みは出ないようなので
    一旦終了とし、気になる事があれば
    連絡するよう伝える。
      

[症例 5]

育児中で負担がかかるのか、腰から臀部、太ももの後ろに痛みが出る。
 
骨盤周囲と太ももに緊張がみられるのでそこがほぐれるように鍼を置いた後、マッサージ。
週に1回は来院するよう伝える。

2回目 初回と比べると
    痛みが半分位になっている。
4回目 痛みが右や左に感じたりするが
    痛み自体は初回の3割位。
6回目 時々重い感じがするが
    痛みなく過ごせる。


[症例 4]

右の腰が2〜3日前から段々痛くなり、今は前屈ができない。
また、振り向く動作も辛く、車の運転に困る。
押さえて痛む所は無く、臀部や足への痺れもない。

右腰の緊張を解くように、硬い筋にしばらく鍼を置く。

2回目 2日後来院。
    施術直後はあまり変化を感じなかったが
    徐々に軽くなり
    今の痛みは初診時の半分以下に。
      
3回目 1週間後来院。
    運転も前屈も痛みなくできるし
    調子がいい。
    少し張りがあるのでみて欲しい。
    痛みもなく過ごせているようなので
    終了とする。


[症例 3]

以前から腰痛があった。
最近は、動き始めに痛んだり、座っている時も手をそえて体重を逃がさないと痛い。
車に乗っている時の振動もつらく感じる。
寝る時は、痛みのため仰向けで寝られない。
家事、仕事、親の介護が充分できないので、きちんと治そうと思い、来院。

脈は緩く細い。腹部をさわると左側が硬い。

腰の下の方からおしりにかけて、硬くなった筋があるので、この筋肉を緩めていくツボを取る。
疲労感や寝不足もあるので、全身の血のめぐりがよくなるツボも使用。

1週間〜10日に1回のペースで来院。
  
2回目 腰痛はあまり変化がないが
    前回施術した夜はよく眠れた。
4回目 初診時より動き易くなってきた。
    今まで畑に行く気も出なかったが
    野菜を育てていく気になってる。
6回目 仰向けで3時間眠れた。
    こんなことは
    随分なかったので嬉しい。
7回目 車の振動のひびきが
    気にならなくなった。
8回目 仰向けでいつでも眠れる。

この後、家事や仕事等存分にできるようになるが、ジッとできない性分で無理をしてしまうとの事。
働きすぎて痛みが出ても、鍼をする前の動けない痛みとは全く別物の軽いものだが、定期的に通いたいとの希望で継続中。  


[症例 2]

2ヵ月くらい前から、左腰から左足にかけて痛みとしびれが出て、ジワジワと悪化。
安静にしてても痛いし、動いても痛む。夕方が一番痛みが強くなる。
腰痛は今までにもあったが、しびれは初めて。
心配になり、病院へ行って、注射や薬、電気治療をしてもらう。
また、カイロにも行ってみたが、しびれと重い痛みがおさまらない為、知人に紹介され来院。

両足の色を比べると、左足の血行が悪いのがわかる。
また両足とも冷えている。
脈は緩く尺位が弱い。腹部は下腹が張っている。
東洋医学でいう腎・膀胱を整える鍼と、左足の血行が悪い部分に浅い鍼を打つ。

週に1度の間隔で来院。

2回目 前回の施術後短時間は軽くなった
    気がしたが、痛みが戻った。
3回目 前回の施術後、2〜3日して
    強い痛みが出たが、その日を過ぎると
    軽くなってきた。痛みは半減。
4回目 今までは常にしびれていたが
    しびれを感じない時があった。
    痛みは軽くなって、
    おしりと左足首の重だるさがある。
5回目 前回の施術後、2〜3日経った頃に
    1日中しびれていたけれど
    またしびれが軽くなってきた。

6回目 初診時と比べると、
    痛み方が全然違って
    ほとんど痛まない。
    しびれも、しびれというより
    違和感の様に変わっている。
 
施術に満足で、様子をみてみたいとの希望なので、少しでも悪化するようなら早めに来るよう伝えて、施術終了。


[症例 1]

長時間座っている事が多い仕事で、座っている時にピキッと腰に痛みが走った。
痛み出したのは左側だが、徐々に右側の方が痛むようになる。
磁気治療器などを使い、少し軽くなってきたが、まだ痛みが取れないので来院。

腰の上の方からベルトの辺りまでの腰部の筋は、両方に緊張がみられるが、右の方が強い。
臀部の痛み、足へのしびれはない。

まず、緊張を解く為に、腰に置鍼。
この時鍼の響きを確認すると「ズーンと響きます」とのこと。
腰を温めるお灸をし、ふくらはぎにも反応が出ているので、そこに鍼を置いておく。
抜鍼後、表面から緩めるよう、軽くマッサージを行う。

この1回で、大分痛みが取れたので、また痛みが強くなるようなら来院するように伝えて施術終


 【帯状疱疹(ヘルペス)】
[症例 1]

2日前から、右肩あたりが強く痛む。
「五十肩ではないか」と言われたのと、夜寝つけないほど痛むので来院。
皮膚に水疱はできてない。赤くなったりもしてない。
病院へは行ってない。

右側の鎖骨の下、上腕、肩甲骨に強い圧痛があり、動作痛はあるが、
関節可動域は正常。

初診は、この圧痛をとるための鍼をする。

2回目 翌日来院。
    痛みが、背中から右脇の下、
    胸の方に帯状に連なって出てきた。
    皮膚の状態は、赤い皮疹もなく
    痛みのみだが、五十肩ではなく
    帯状疱疹が疑われるので、
    病院へ行く事をすすめる。
    施術は、痛みの出ている神経支配領域に
    鍼を置き、脊柱上の圧痛部位にお灸。
        
3回目 翌日来院。
    昨日の施術後、痛みが軽くなって
    嬉しくなり、あまりしない長時間風呂に
    入ってしまった。
    その後から痛みが戻ってきてしまい
    夜寝つけなかった。

4回目 2日後来院。
    病院へ行って注射や薬をもらってるが
    あまり痛みに変化がない。
    (病院で「帯状疱疹」と診断された)
    痛みの出ている範囲所々が赤くなり
    小さい水疱ができ始めた。
    施術は、2回目と同様。

5回目 翌日来院。
    背中から右脇の下、胸の方に
    痛みがあったのが、右の脇下のみに。
    昨夜は、このまま治るんじゃないかと
    思うくらい痛みが軽くなり
    すぐに寝つけた。
    しかし、午前3時頃
    痛みで目が覚めてしまった。

6回目 2日後来院。
    夜中の痛みは、病院でもらった薬を
    飲んでいると出ない。
    この2日は痛みなく眠れた。
    現在の痛みは、かなり軽くなっている。
    それも右脇下を触った時に
    時々感じる程度。
    気持ちの上でも、畑に何を植えようかと
    考える余裕が出てきた。
    水泡がきれいに治るまでは
    無理をしないよう伝えて、施術終了。


[症例 2]

1ヶ月程前、背中・脇・胸にヘルペスができ、肌は元に戻っているのに痛みが取れない。
病院で痛み止めの薬をもらったり、注射をしているが、痒みがあってピリピリ痛む。
夜熟睡できないのもつらく、ご親戚からすすめられ来院。
週に2回施術。

症状が出てる範囲は触られるのに抵抗があるとの事で、頭のツボをとる。
2回目 背中の痛みが薄くなったので
    背部にも軽く鍼を置く。
4回目 一番痛みが強かった胸の痛みが
    10分の1位になっている。
6回目 たまにむず痒くなる事はあるが
    触っても痛みは感じないので、
    もし痛みだしたらすぐ来るよう
    伝えて終了。
    

[症例 1]

頭の左側が痛くなり、体が重くなってきたので、疲れてるなと思っていた。
その3日後、下唇の左下に水疱が出てきたので、皮膚科で診てもらった。
薬を5日間飲んだがよくならず、入院を勧められたので、紹介状を持って総合病院に行き、入院。

水泡の数は少ないが、下唇の左下から顎を通り、こめかみ、左耳にできていた。
水泡ができたあたりは、安静時もズキンズキンと痛み、耳の方までキーンと痛みが走る。
夜中も痛みがあり、歯が疼くこともあった。
顔や頭の左側を触ると痛くて、髪がとけず、エアコンの風が当たっても痛い。

入院中は、点滴、注射、飲み薬で治療。
ブロック注射を7回してもらい、その時は痛みがやわらいだ。
水疱も消え、痛みも少し軽くなったが、退院して数日経つのに、なかなか痛みが治まらない為来院。

皮膚に水疱は無いが、左口元の色が暗い。感覚が鈍く、他人の皮膚みたい。
痛むのは、左こめかみ〜左耳の前〜左あご〜唇の左下にかけて。
じっとしている時も痛む。
さわったり、風が当たっても痛い。洗顔すると針でこすられてるよう。
夜中も痛みがある。
患部を温めると少し楽になるが、氷を口に含んでいても楽。

脈は弦脈で、特に左側が有力。舌は、淡紅、薄白でやや乾燥。
左の舌辺がピリピリする。
東洋医学でいう、肝・胆、胃の経絡のツボを中心に取る。

 (4回目までは、週に2回、それ以降は週に1回のペースで来院。)
2回目 痛みはあまり変化なし。
3回目 こめかみや左耳の前あたりの
    痛みが軽くなり、櫛で髪がとける。
4回目 顔を洗う時の痛みが軽くなってきた。
6回目 左耳の上まで痛かったが、
    耳の前までに範囲が狭くなってきた。
9回目 耳の前からあごまでの
    帯状の痛みが軽くなってきたが
    唇の左下の感覚が鈍い。
    自治会の集会で「口元の肌の暗い色が
    良くなってきたね」と言われた。
11回目 痛みは帯状でなくなり、左耳の前と
    唇の左下だけになった。
15回目 左耳の前は、
    押さえてもあまり痛くないが、
    日に2〜3回軽く痛みが出る。
    皮膚の奥がムズ痒いような感じがある。

初回から半年 耳の前の痛みはなくなり
       週に1回位一瞬ムズムズする。
       唇の左下は、1ミリ位の
       広さ分の感覚が鈍く、
       時々引きつる様に軽く痛む。
       痛みも軽くなり、痛む頻度も
       随分減ってきたので、
       体調維持も兼ね
       2週間に1回来院。
初回から2年半 耳前のムズムズは
        ほとんど感じない。
        唇の左下も日常気にならず。
        尖ったもので触ると
        何となく痛いような。

【生 理 痛】
[症例 1]

病院で、「卵巣が腫れ、内膜症がある」と診断され、ホルモン剤を注射してもらう。
しかし動悸やのぼせがひどくなるので、かわりに漢方薬を処方してもらった。
良くなったとは思うが、生理が始まる直前から2日目まで、下腹部に刺すような痛みが日に何度も出るのが、まだ辛い。
生理以外の日に下腹部が鈍く痛むのも気になる。
 
脈は、細い弦脈の時とやや滑脈が混じったような脈の時がある。
舌色は赤く、舌の苔は薄白。
お腹を軽くおさえると、下腹部全体が痛い。

東洋医学的に、血の滞りを解いていくツボや、
肝・腎の経絡のバランスを整えるツボも使用。

1週間〜10日に1度のペースで総合施術を行う。

初回から1週間後の、2回目の施術日が生理2日目。
生理痛はあったが、刺すような痛みの出る回数が減少。
6回の施術以降、生理痛が軽くなり、お腹をおさえて痛む範囲も小さくなってきた。
12回の施術以降、下腹部の鈍い痛みがあまり感じられなくなってきた。

病院の検査では内膜症に変化は見られなかったが、生理痛が軽くなり、下腹部の鈍い痛みがほとんど感じられなくなった。
患者本人の希望もあり、一旦施術を休んで様子をみる。

【妊娠希望】

国内論文や英・米国の医学会誌でも、鍼施術を取りいれたグループの妊娠率が、そうでないグループより高くなることが報告されています。
鍼灸施術により妊娠率が高くなる科学的な根拠はまだハッキリしてはいませんが、刺激によって血流量が増加したり、ホルモンのバランスが整う等、妊娠しやすい体に近づくと推察されます。

当院では、早い方で1回の来院
長い方では週1〜2週に1回を約4年通われ、妊娠されています。


[症例 4]

3年前から病院で不妊治療を開始。
体外受精を計4回行い、受精・着床しない、着床してもその後続かず。
排卵誘発剤を服用。他にホルモン注射も。
精子の運動率がやや低いので、旦那さんも治療を受けている。
子宮筋腫があり、早めに妊娠した方がいいと言われ、鍼灸も試してみようとHPをみて来院。

生理は規則正しく、出血も色・量とも異常はない。
血塊は多い日に小指先程が出る。
生理痛は初日2日目に出やすく、下腹・腰の痛み、胸の張り、むくみ。
痛み止めを飲む事もある。
筋腫以外、卵巣機能や卵管には異常なし。

舌は淡白・薄白、湿潤。
腹部は下腹真ん中から右にかけて硬く、おさえると痛い。
脈:左・全体に沈んで弱く、特に尺は触れにくい。
  右・中〜沈弱。左の方が弱い。

東洋医学での腎を強めるツボを主に、オ血を取るツボも使う。
足・下腹・腰に鍼。
お腹を温めるお灸も行い、抵抗はないそうなので家でお灸をしてもらう。
他県から香川県の病院に通っているので、受診前後に施術する事にし、週に2〜1回の施術。

2回目 施術後少しだるくて眠くなり
    夜よく眠れた。
3回目 生理が始まったが普通に体が動き
    痛み止めも使わず過ごせた。
    気のせいか、体が少し温かい。
5回目 下腹の硬さと圧痛が取れてきて
    右に少し残る。
8回目 内膜9ミリ、採卵4つ。
    「状態が良さそう。受精するかも」と
    医師から言われる。
9回目 左の脈が少し触れやすくなってきた。
    受精せず。
    「なぜ受精しないのかわからない。
    今までと違う方法をとってみよう」と
    注射が1種類増える事になった。
13回目 内膜9.4ミリ。採卵1つ。
14回目 受精し順調。
19回目 この頃には、初回より脈が中位に
    緩いが弱くない。
   「自力でホルモンが出ているようなので
    注射なしで様子をみる」と
     病院で言われた。
20回目 着床している。
24回目 10週に入る。
   2日前に出血があり、病院では
   「子宮ではない、びらんした所からなので
    大丈夫」と言われる。
25回目 予定日も伝えてもらい、
    安定期に入ったので一旦施術を終了。

予定日一か月前に「実は切迫流産しかけたので、安静にしている」と電話があったので、安静を保つよう伝える。
後日、無事出産したと連絡を頂く。
約3カ月で妊娠。


[症例 3]

2年間、病院でタイミング法から体外受精まで治療を受けていたが、思わしくなく別の病院にかえて通院中。
体外受精の移植待ちだが、体調不良の為休止中。
不妊治療に鍼灸も良いと聞き、HPをみて来院。

脈が細めで弱く、特に左尺位が触れにくい。
腹部は臍下が硬く、圧痛もある。

腹部の硬さを緩め、脈のバランスを取っていくよう経絡上のツボを選ぶ。
今回は、鍼とお米半分大のひねったもぐさを3つ使用。
お灸はツボの上にシールを貼って使うので、火傷の心配がない事を説明。

5回目 来院時に胚移植の日程が決まり、
    病院ではホルモン補充の治療継続。
8回目 病院で妊娠陽性反応が出た。
10回目 心拍を確認。

その後電話にて「赤ちゃんは大丈夫だが、出血があった」と報告頂く。
妊娠初期の出血は珍しい事ではなく、医師も胎児は異常なしと診断されているので心配はないだろうけれど、他県からの来院なので長時間の運転は控えた方がいいだろうと伝える。


[症例 2]

数年前から生理の間隔が不規則で、そのうちに生理が来なくなり、1年ほど前から婦人科に通っている。
生理が来ても出血は少ない。
両方の卵巣とも排卵しにくく、排卵誘発剤と漢方薬を使っている。
流産の経験あり。

脈は、全体に細めで硬く有力。左尺位のみ弱い。
舌は紅。下腹が全体に硬く押さえると少し痛む。

お腹、足、腰にある、肝・腎・脾の経絡上のツボに、鍼と小さくひねったお灸を使う。
週に1回の間隔で来院。

約3カ月、13回の施術後に妊娠。
病院でも順調と言われる。
ご本人から電話があり、つわりで外出が辛いとのことで、養生を伝え様子を見てもらう。


[症例 1]

不妊治療のため、不妊専門の病院に通っているが、焦りと不安があり来院。
卵管の片方が狭い。
基礎体温は、低温期、高温期がきれいに出ない。
子宮内膜が薄いと言われた。
排卵誘発剤使用、その後注射も。
人工授精2回。
手足は冷えやすく、漢方薬も飲んでいる。
流産の経験あり。

脈は細い。お腹は全体に硬く、特に下腹が硬い。

東洋医学でいう腎は、蔵精・発育や生殖を司り、脾は統血を司り、子宮内の環境を整えたい時によく使用される経絡。
この、腎と脾の経絡上に弱っているツボがあるので、そこに施術。

お腹に浅い鍼をしてから、体を温め、骨盤内の血流が良くなるようツボを取る。 
体が冷えやすいようなので、お腹と腰に温めるお灸も。

初回のみの施術だったが、後日電話をいただき、妊娠したとのこと。


【安産のお灸】
[症例 1]

第2子出産のため、安産のお灸を希望。
安産のツボといわれる、三陰交と至陰をとる。
また、脈をみて、妊婦の脈と言われる滑脈に近づくよう、その他弱っている経絡のツボも選ぶ。

来院時は、米粒の半分の大きさにもぐさをひねる直灸で、 家では、出産までほぼ毎日、カマヤミニやせんねん灸をすえてもらう。
出産時は、第1子より痛みがあったので「お灸をしたのに・・・」と思ったが、 後産がすごく楽で、医師に「こんな感じで本当にいいんでしょうか?」と聞いてしまったほど。
これはお灸の効果だと思うと、話してくれた。

[その他5件]同様の施術をさせていただき、みなさん安産とのことでした。
メールで、また、落ち着いてから来院されて報告して下さると、ホッとするのと同時に、嬉しさでいっぱいになりますね。


【逆 子】

27週〜37週の妊婦さんが来院されています。

逆子を戻すのに、当院ではお灸を使います。
刺激は「ムズムズ」「軽くチクチク」といった、低刺激です。

姿勢や施灸時の赤ちゃんの動き等を確認しながら、お灸の数や刺激量を調節していきます。
また、場合によっては、ご自宅でのお灸を指導する事もあります。

中には、逆子を戻したいと希望されても、帝王切開で出産される方もいらっしゃいます。
それまでに行ったお灸は全て無駄でしょうか?
後日「帝王切開時の出血量がかなり抑えられて、お医者さんが首を傾げていた」と教えてくれたり、「むくみが軽くなった」と教えてくれ、逆子に関しては残念でしたが、お灸を続けてよかったと仰る事もあるのです。
続けた事は無駄ではなく、個人差はあっても、プラスの変化をもたらしています。


[症例 3]

逆子を直したいとHPを見て来院。
28週で、赤ちゃんはよく動いているそう。

三陰交と至陰にお灸。
施灸中もよく動いていた。

その次来院した時には、逆子が直ってるのを確認できたと報告いただきました。


[症例 2]

第三子を妊娠中で、初診時28週。
逆子(おなかの左上の方に頭がきている)になったのは初めてで、不安になりHPを見て来院。
病院で筋を柔らかくする薬をもらっているが、飲むのに抵抗感があるとの事。
医師より「来週の検診で戻ってなければ、鍼をしてみますか」と言われたのも不安の1つ。

ツボの上にシールを貼り、その上からもぐさを小さく捻ったお灸をメインに施術することにする。
東洋医学で、「妊婦の脈」といわれる滑脈に、少し弦のような硬さが入った脈。
両足首と、両足の小指のツボにお灸。またツボ1ヶ所に浅く鍼。
楽な姿勢になったもらい、軽くマッサージ。
(逆子が検診までに戻らなかった場合に鍼をされるのであれば、先に経験しておいてはどうかと提案し、受け入れてもらったので、鍼も使用。)
また、検診日まで家でお灸をしてもらう。

2回目 3日後に来院。
    お灸をしている時、赤ちゃんが
    よく動いてるのがわかるそう。
   「左のおなかの上辺りが
    スッキリした気がする」
      
3回目 検診日、逆子がなおっていた。
   「施術を始めて、赤ちゃんの蹴り方や
    動き方に変化を感じたので
   「おかしいなぁ」とは思っていたが
    なおってホッとした」との事。
    また、こむら返りに何度もなり
    困っていたが、随分回数が減って
    夜怯えていたのが嘘のようとも。
      
4回目 逆子はなおったけれど、出産するまでは
    気になるので通ってみるとの事。
    こむら返り、むくみ、起き上がる時の
    お尻の痛み等の症状もあるので
    この日から出産まで更に3回施術。

「予定日より少し早かったけど、無事産まれました」と、出産当日にご家族が報告して下さいました。
   

[症 例 1]

第二子を妊娠中。30週頃までは正常だったのが、逆子になってしまった。
医師からは「徒手矯正はできるだけ控えたい。お腹も柔らかく、自然に戻るかもしれないから、それを期待したい」 と言われたものの、なかなか戻らず。
2週間ほど悩んだが、できるだけ外圧をかけずに戻したいので、来院。
来院時は35週。

東洋医学で、「妊婦の脈」といわれる滑脈よりも、弱く細めの脈。
両足首と、両足の小指にお灸。脾経と腎経のツボに浅く鍼。
首と肩の凝り、腰の張りもあるので、楽な姿勢で軽くマッサージ。

翌週の検診で逆子が戻ってなければ、矯正の検討に入るそうなので、2日連続で施術。
また、検診まで自宅でもお灸をしてもらう。

2回目 初回施術後、お腹の赤ちゃんの動き方が
    違ってきた実感がある。
    でも、まだ逆子は戻った感じではない。
    首と肩が軽くなったからか、
    気持ちも楽になり、
    表情が柔らかくなった。
    4日後が検診。
3回目 病院で逆子がなおっていると聞き
    嬉しくて思わず声をあげてしまった。
    肩こりや不安が軽くなったからか
    顔色が良くなったと言われた。
    逆子の時は、お腹を蹴られる位置が
    悪かったのか、気分がすぐれなかったが
    今は、蹴られても気分が悪くならない。 
    体調も良くなってきて、自分から
    家の手伝いをするようになり、
    母親に驚かれた。

「お灸をする事に躊躇はあったが、来て良かった」
体調もよくなってきたので、施術は一旦終了。
出産までは、安産のお灸を続けてみるとのこと。


○マッサージ○

【頭痛・首肩のこりや痛み】
[症例 1]

4〜5日前から、右の肩や肩甲骨周辺に痛みが出てきた。
「自営業で重いものを右手でつかむ仕事が多いのと、草刈りをむりして続けたのが悪かったのかも」と、ご本人。
じっとしていても痛み、肩関節を動かしても痛む。
うつ伏せで、顔を右に向けて寝ようとすると特に痛んで、この姿勢はできない。
シップ等を使ってみたけれども効果がないので来院。

右首の横や付け根、肩甲骨内側の筋肉が緊張しているので、ゆっくり圧をかけてやわらかくする。
うつ伏せは辛そうなので、横向き、仰向きで40分施術。
施術後、うつ伏せで、顔を右に向けて寝る事ができる。痛みもかなり軽い。
肩を動かしても痛みが大分取れている。目の方もスッキリしたとのことで、様子を見てもらう。


[症例 2]

3〜4日前から頭痛がして、病院で鎮痛剤をもらった。
頭痛は軽くなったのだが、痛む度に薬を飲んでいたら効かなくなった。
強めの薬を出してもらったが、それも効かなくなってしまった。
病院では「肩こりからくる頭痛でしょう。」と言われたため来院。

左右の首が張って痛い。
両方の側頭部、特にコメカミが痛む。 比べると左の方が痛い。
さわると、痛みのある部分は筋肉がかなり硬くなっている。
全身の流れを良くするツボもおさえながら、その硬さを緩めていく。
60分のマッサージ。

2回目(3日後)。
右側の症状は軽くなってるが、左の側頭と首は、押さえたり頭を動かすと、キーンと痛む。
右側と比べると、左の首・肩などにまだ硬さが残っている。
施術後、左側の痛みが軽くなっている。

後日電話をいただき、痛みが無くなった事を確認。


【変形性股関節症】
[症例 1]

当院初来院の15年前から、左股関節に痛みが出始めて歩きにくくなり、病院へ通っていた。
3年前手術をすすめられたが、悩んだ末、現在も通う病院にかわることにした。
そこでコルセットをするようになり、痛みが軽くなり少し動きやすくなる。
左足は右より短く、筋力も低下し細くなって、引きずる様に歩き、体に合った靴や杖も作っている。

当院へは、肩こりの為マッサージを受けに来ていたが、骨盤、股関節周りをほぐすと、股関節の痛みが軽くなったので通ってみたいとの事。
週に1回40分、骨盤、股関節周りの緊張をとり無理のない範囲のストレッチや筋トレを組み込む事にした。
半年〜1年の間に、歩行時の痛みが軽くなり、靴下を履く、車の乗り降り、浅くしゃがむ等の日常動作もしやすくなった。

病院にも定期的に通い検査していて、医師より「X線では骨の空洞化がみられ、痛みが出るのが普通だが、痛くないなら手術せず現状維持で様子をみましょう。ただ、強い痛みがあればすぐ来るように」と 伝えられている。


【妊婦さんへのマッサージ】

何人かの妊婦さんからマッサージを依頼されました。
「足がむくんでだるい。肩がこって頭痛がしても薬が飲めないので、 マッサージをして欲しい」と来院。

妊娠がわかってすぐの方から、出産直前の方までマッサージさせていただきました。
妊娠の経過などもお聞きしてマッサージを始めますが、心配な方は、医師にご相談下さい。




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