ご 挨 拶


 
公益社団法人 呉法人会  
 会 長  小 柴 繁 美  

  •  去る5月24日に開催された理事会および通常総会において、皆様のご推薦・ご承認をいただき、第7代目の会長に就任いたしました。
  •  昭和43年7月に創立した呉法人会は50年以上の歴史を持ち、平成24年3月26日には公益社団法人に認定され、それまで以上に責任の重い団体と成りました。初代会長の大之木隆男氏をはじめとする6名の歴代の会長は周りからの信頼も厚く深い見識と風格を備えた人格者の方ばかりです。
  •  この歴史と伝統ある呉法人会の会長職のお話いただき、私で良いのだろうか?できるのだろうか?と自問自答いたしましたが、みなさんにご協力・ご支援をいただけるということで、お引き受けさせて戴くこととなりました。身が引き締まる思いとともに、本会と会員企業の発展のために全力を尽くして取り組んで参る所存です。
  •  さて、私は25歳の時に呉法人会の青年部に入会して活動を始め、今年で34年目となります。50歳になるまで、主に青年部会員として多くの人間関係を築かせていただきました。蒲刈島・倉橋島の民宿での1泊2日研修・高知法人会との交流など多くの会員と「飲みゅにケーション」を通し、経営者としてあるべき姿や経営について学ばせていただきました。
  •  現在、呉市においては、大手製鉄会社の撤退・プラント生産拠点の撤退、造船業界の受注減少等で製造業界にとって、そして下請企業にとって、とても厳しい状況下にあります。追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症が変異を繰り返し、1年以上にわたり、通常営業ができない飲食業・サービス業など、市内の企業は何処も大変なご苦労がおありだと思います。
  •  そのような厳しい経営環境の中ではございますが、会員の方には「法人会に入っていて良かった」と思っていただけるような活動を進めていきます。特に研修活動に力を入れ、正しい納税・節税、のみならず、資金調達、事業継承、ビジネスマッチング、労務管理など、様々な課題や疑問の解決策を学べる機会を作り、皆様の事業活動の一助たるべき法人会にしたいと考えています。
  •  法人会活動、研修活動を通して、また、関係諸団体との情報交換を行いながら、全力で務めて参ります。多くの会員の方々に法人会活動にご参加下さいます様、心からお願いを申し上げまして会長就任のご挨拶とさせて戴きます。