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自然あふれる環境で子どもの成長を見守ります。福山市沼隈町、白百合保育園

電話でのお問い合わせはTEL.084-988-1055

〒720-0402 広島県福山市沼隈町中山南503−2

会社案内company

会社概要

創立記念日
1975年6月5日
経営主体
社会福祉法人 紫雲会
所在地
〒720-0402 広島県福山市沼隈町中山南503−2
TEL   084-988-1055/FAX   084-988-1055
定員
0歳      10人
1歳〜2歳   20人
3歳〜5歳   30人
職員
園長     1人     調理師    1人
保育士   10人     保育補助   2人
栄養士    2人




園長先生の法話

2017年9月分

『成長するということは、良いものですね』〜『なにがあってもずっといっしょ』より〜

今日は、犬のサスケのお話をします。犬のサスケはサチコさんという女の人に飼われています。サチコさんのことは大好きです。サチコさんもサスケのお世話をよくしてくれます。その犬のサスケ、サチコさん以外のひとには、とても態度が悪いのです。小学生の子たちがおはよう、と声をかけても、「オレの名前も知らないのか。お前ら、犬の言葉がわかるようにしっかり勉強しろ。」とケンカするように言います。庭に散歩に来た猫にも、「こら、勝手に庭に入ってくるんじゃない。」と優しくないことを言います。サチコさんに散歩に連れて行ってもらったときに出会うほかの犬が声をかけてきても、返事もしません。サスケはサチコさんだけしか好きじゃないのです。

☆自分が困ったときに・・・

そんなある日、サチコさんは急にいなくなってしまいました。サスケは心配して、外に探しに行きます。そして、すぐに迷子になってしまします。夜になって、家に帰る道もわかりません。サスケは困ってしまいました。
 そんなとき、いつも庭に来るねこに会います。サスケはねこに聞きます。
「おい、おまえ、サチコさんを知らないか。」
ねこは答えます。
「家に帰って待っていればいいじゃないか。それともサスケは、サチコさんを信じていないのか。」
サスケははっと思います。ねこはサスケにおいしそうなキュウリをあげます。サスケはおなかが減っていたので、よろこびます。

次の日になって、いつも声をかけてくれる小学生の子がサスケを見つけます。サスケはその子に頼みます。
「おい、オレの家はどこか知らないか。」
小学生の子は言います。
「あら、いぬちゃん、迷子になったのかな。おうちに連れて帰ってあげるよ。」
家に帰れたサスケはよろこびます。

家に帰って待っていると、公園でいつも出会う犬と飼い主の人がやってきました。その犬が言います。
「サチコさんは病気になったんで、病院に行ってたけど、明日帰ってくるよ。」
その犬の飼い主の人が言います。
「サチコさんに頼まれたから、えさをあげるよ。」

 そしてサチコさんが帰ってきました。サスケはとてもうれしくてサチコさんに抱きつきました。

☆みんなとなかよくするのも、悪くないな。いや、良いものだな

 それからあと、サスケは庭にくるねこに「信じて待てって言ってくれて、ありがとう」と言いました。ねこはにこっと笑って歩いていきました。次に、学校へ行く途中にやってきた小学生がおはよう、と言うので、サスケも笑顔で「おはよう」と言いました。そのあと公園に散歩に出かけたとき、いつも会う犬とも話をします。そしてサスケは思います。

「みんなと仲良くするのも、悪くないな。いや、良いものだな。」

 私たちは自分から心を開いて、心を許すことで、世界が良いものになっていくことなのでしょう。サスケはまた一つ成長したのですね。




2016年2月分

『怖いオニはどこにいる、怖いオニは私の中にいるのかもしれない』

来週は節分の豆まき会がありますね。オニは外〜、福は内〜、の掛け声です。オニってどんな人でしょう、怖いですか、怒りん坊ですか、わがままですか。この、オニについてお話しします。

☆オニって、どんな人?どこにいるの?

 みんなはどんなオニを知っていますか。鬼が島に住んでいるオニがいますね。村に来ては宝を独り占めして、村人をいじめて、それを取り返しに来たももたろうに怒ります。みんなはどう思いますか。宝を独り占めするなんて、ひどいですね。村人をいじめて平気だなんて、ひどいですね。そんな悪いことをしているのに、悪いことをするなと言われて怒るなんて、ひどいですね。

 もう一度お話ししましょう。自分の好きなもの(宝)を独り占めするのが、オニです。お友達が泣いていても自分は悪くないと言って平気でいるのが、オニです。先生に注意されても、素直に聞けない、素直にごめんなさいと言えないのが、オニです。

 さあ、オニって、どこにいるのでしょう。誰の事でしょうか。

☆豆まき会でほとけさまに願われている私

 豆まき会では、オニは外、福は内、といって豆をまきますが、実は、オニとは、私の中にいるのです。私の中にいる意地悪オニに気づいてくれよ、と豆まき会をするのです。自分はオニじゃない、と思ったそこのあなた、本当にそうですかな。私は正しい、と思っている間にも、その私の影響で泣いている人がいるかもしれませんよ。

ほとけさまはそんな私のことを全て知っています。気づかずにオニになってしまっていることも知っています。そしてオニになって周りの人を泣かせ、結局自分も苦しんでいることを知って、私と一緒に泣いています。

豆まき会をご縁にして、ぜひ、私も気が付かずにオニになっているかもしれない、と考えてみてください、と私たちはほとけさまに願われ続けているのです。



2015年1月分
『浦島太郎はなんであんな目にあったのか』〜報恩講でのお話〜

発表会で『浦島太郎』をがんばってしましたね。物語の最後、浦島太郎は村に帰ったら300年も経ってしまっていたのでしょうか。玉手箱を開けるまで歳を取ってなかったのでしょうか。今日はそれについてお話しします。

☆竜宮城での甘い日々

浦島太郎はカメを助けますね。困っているひとを助けることは大切なことですね。浦島太郎は良いことをしました。そして、助けてもらったカメはお礼に浦島太郎を竜宮城に案内します。助けてもらったらお礼をすることも大切なことですね。カメの行いは優しいことです。

問題はそのあとなのです。竜宮城で乙姫様にお礼を言われた浦島太郎は、お礼のごちそうや歌や踊りを延々と楽しみます。村に帰ったらなんと、300年も経ってしまっていたなんて!。玉手箱を開けたら年相応のおじいさんになってしまうなんてのは、おまけみたいなものです。

浦島太郎は延々と楽しんでいない、と反論されるかもしれません。でもね、楽しいときというのはあっという間に過ぎるものです。自分に甘くなってしまうと、大切なことをできずに自分のいのちは終わってしまうかもしれませんよ。

☆親鸞さまはどんな方

報恩講は親鸞さまの亡くなった日を大切にして行う行事です。親鸞さまはついつい自分に甘くなってしまう自分というものを厳しくみていかれました。ご苦労をなさったというのはそのことです。ついつい自分に甘くなっていないか、そのことで大切なことをできないでいるのではないか、私たちは親鸞さまからどう生きるべきかを教えてもらっています。

 




2014年1月分
『ウサギさんのお葬式』
 この前、保育園で飼っていたウサギが一羽死にました。しばらく前から痩せてきて、力が弱くなっていました。保育園にはたくさんウサギがいるので、どれくらい生きていたかはわかりません。夕方、保育園に残っていたお友達と一緒に埋めてあげました。

ところでみなさんは去年園長先生がお話したことを良く覚えていましたね。
「あなた死ぬひと、わたし残るひと、だからあなたかわいそう」ではありません。
「あなた先に行くひと、わたしも後から行くひと、共に仏さまの国に歩むひと。じゃあま たね。」です。


☆当然、私たちは死ぬことをいやに思っています
 この前死んだウサギは生まれたばかりではありませんでしたが、生まれてすぐにカラスに食べられてしまうウサギもいます。カラスにつかまった子ウサギは力の限り鳴き叫びますが、すぐに死んでしまい、食べられてしまいます。
 命は、始まったら必ず終わりが来ます。今生きている私たちも同じです。そして、ウサギと同じように、いつ終わりになるかは誰にもわかりません。終わるときには終わるのです。
 死んだウサギを前にして、つい私たちは「(死んでしまって)かわいそう」と言ったり思ったりします。なぜそう思ってしまうのでしょうか。それは、私たちにはまだやりたいことがたくさんあるからです。その思いは人間として当然のことなので、それから離れることはできません。では、どうしたらよいのでしょうか。

☆死ぬとは、命を全うすること
 命はいつ終わるか分からないということを保育園のウサギやニワトリは教えてくれます。私たちは自分の命が終わるとき、周りの人に「かわいそう」と思われるようなもったいない生き方をしていないか、と死んだウサギは私たちに教えてくれています。
 自分の命が終わる時に「自分の人生を頑張り通した、自分の命を全うした」と思えるのは、今、ここの命を精一杯頑張って生きてこそ、ではないでしょうか、とウサギは最後に私たちに教えてくれたのです。





2013年12月分
『サンフレッチェ広島の魅力』
 
 今年のJリーグはサンフレッチェ広島が優勝しました。その強さはどこからきたのか、監督の話にヒントがありましたので紹介しながらお話しします。

☆「チームの軸がぶれなかった(監督談)」
 サンフレッチェはプロのサッカーチームなので、勝ったり負けたりしながら試合をしていきます。そういう中で監督は一貫して選手たちに言い続けていたことがありました。それは「勝っても負けても一喜一憂するな」「自分たちの目指していることを継続してやっていこう」ということです。

 試合の後の監督の談話では、その日の試合でできたこと、できなかったこと、今後への反省と改善についてのコメントを前向きな姿勢で書かれてありました。こうした監督の姿勢が選手に安心感と前を向いて進んでいく元気を作り出していたようです。そして一年間の結果として優勝ということになり、それはチームの軸がぶれなかったから、と振り返られています。これは応援している私たちとしても、そのチームを安心して応援し続けられる中心軸、根拠となっていると思います。勝っても負けても安心して応援し続けられる、これは真の魅力ではないでしょうか。

☆「白百合保育園の軸は、
  『ほとけさまの願いの中での子どもたち、大人たちの成長』」

 白百合保育園での保育、子育てにも軸があります。それは「ほとけさまの願いの中で子どもも大人も人間として成長する」ということです。ほとけさまの願いについては毎月の法話でもご紹介していますが、つまりは大きな世界の中で関わりあって生きている私たちだということを基にお互いすべてのものを大切に生きていこう、ということです。
 子どもたちとの関わり(指導)は、その子が人間として成長してほしい、という願いのもとに進められています。そして同時に、大人である私たちも保育者として、親として、成長していきたいという願いも持っています。これらの軸はぶれることはありません。ほとけさまの願いですから、ぶれることはないのです。白百合保育園も昨今のサンフレッチェのように中心軸をしっかりもって保育を行ってまいります。


information

白百合保育園

〒720-0402
広島県福山市沼隈町中山南503−2
TEL.084-988-1055
FAX.084-988-1055

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