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目次
2003年度事業計画〜今年も事業が盛りだくさん
2002年度事業報告 ハイチ・プロジェクト 環境プロジェクト ワークショップ「ハイチ共和国と文化」 総合的な学習の時間での異文化交流・理解 カリブとアジアを結ぶ 文房具を贈ろう!共同プロジェクト ドイツ・環境スタディーツアー |
ハイチ、ドイツ、環境、鞆、各プロジェクトを一挙紹介 2003年度 実績をもとに、大きな発展をめざす |
第1段として6月、岡山(9日)、福山(13日)、広島(17日)でコンサートを開催。CD制作でセッションをしたアゾールさん、占部さん、光成さんに加えブローさん(ギター)が出演予定。併せて学校でのワークショップも追求する。 AIT教育/ITによる識字教育事業を推進 事業内容を決定し、申請書作成に向け、ハイチ側NGO・ジェーアと共同しての作業を急ぐ。実施内容は、太陽光発電システムの設置とコンピュータなどの整備。活用する制度は、外務省の「日本NGO支援無償資金協力」。 B好評のワークショップを継続 これまで実施した学校では、ワークショップが大変好評を博した。しかし、実施校が少なかったため、今年度は対象校を増やし、感動を共有し、一層のハイチ理解を進めることができるように取り組みを進めたい。 Cフェアートレードの実現に向けて尽力 昨年から準備している、ハイチから公正価格でコーヒー豆を買うフェアートレードが、ハイチ側の作業の遅れにより、輸入が大幅に遅れている。「おいしい!」と好評のコーヒー豆だけに、早く実現できるように努力する。 ドイツ・プロジェクト 環境・プロジェクト e&g研究所は、2001年実施した「ドイツ・エコ・スタディーツアー」で、重点的にバイオガスについて学んだが、日本ではこれからということもあり、スタディーツアーの報告書が大きな反響を呼んだ。今年は、バイオマス研究をさらに進めるとともに、「自然エネルギー学校(仮称)」を主催することで、系統的な普及啓発を図っていく。 鞆・プロジェクト |
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ハイチ共和国では学校に行けない子どもたちが50万人いると言われている。中には一日一食の食事も満足に取れないでいる子どもたちもいる。そうしたハイチの子どもたちの生活・教育環境の改善のために在日ハイチ大使館が設立した「ハイチ子ども教育基金」への募金を目的としたキャンペーンを、同大使館と協力して展開していく。2003年度からの本格的スタートを目指し、2002年度はその準備を行なった。 2. チャリティーCD製作 ハイチのタンブー(太鼓)の第一人者奏者・アゾールさんと、広島県福山市在住の尺八奏者・占部三竜さん、箏奏者・光成歌能子さんの3人によるチャリティーCD「ハイチ−日本 心から心へ」の制作に着手。9月10日、広島県沼隈町のサンパルホールにて録音を済ませた。収録曲はハイチの伝統音楽やアゾールさんの自作曲、日本の「春の海」など、全7曲。2003年3月19日発売開始。 3. 校長会でのアピール 12月5日、岡山県笠岡市の校園長会に、マルセル・デュレ在日ハイチ大使とともに出席。ハイチの現状についての理解を求めた。また、高木笠岡市長および安藤教育長にもお会いし、今後の交流の可能性について協議した。 ハイチ共和国にゴミ収集車とバイクを贈るプロジェクト 2001年3月末より準備を進めていた、ハイチ共和国・ペチオンビル市にゴミ収集車2台とバイク24台を贈る事業を完了。この事業は、外務省の「リサイクル草の根無償資金援助協力」制度を活用して行なった(詳細についてはニュースレター第4号にて報告済み)。 総合的な学習の時間における異文化交流・理解「ハイチ共和国と文化」 前年度に引き続き、2002年も「ハイチ共和国と文化」と題したワークショップを開催。 2.成 果 マルセル・デュレ在日ハイチ大使と、太鼓奏者のダニエル・ブレヴィルさん(ハイチ共和国出身)に来ていただき、10月22日午前、岡山県笠岡市立城見小学校で、午後は岡山県笠岡市立西中学校でワークショップを行った。デュレ大使にはハイチの歴史や国についての話を、ダニエルさんにはハイチの伝統楽器を用いてのハイチ音楽紹介をしていただいた。過去2か年のワークショップ同様、子どもたちは初めて接するハイチの音楽や話にとても興味を持ち、いっしょに演奏する場蔓では、からだを揺らしながらリズムを刻んでいた。先生や保護者もとても喜んで、子どもたちといっしょになって参加。 城見小学校ではワークショップ終了後、3年生の教室で子どもたちといっしょに給食をいただいた。ダニエルさんは味噌汁やひじきといった純和風メニューの食べ物を、はしを上手に使って食べた。デュレ大使は、子どもたちに簡単なクレオール語やフランス語を指導、しりとりゲームをしたりして子どもたちは大喜びだった。 西中学校では、ワークショップ最後の質問コーナーで、生徒からさまざまな質問が出た。インターネット等でハイチに関する事前学習もしていて、異文化理解に対する先生や生徒の前向きな姿勢を感じた。 ハイチ共和国におけるIT教育およびITによる識字教育促進プロジェクト
ハイチ共和国北部の町グロモーンに、太陽光発電装置を用いたコンピュータ・トレーニング・センターを設立し、不足しているコンピュータ指導者・技術者の育成にあたり、また、ITによる識字教育に取り組む。2002年度は、事業計画のための現地視察およびカウンターパートナーとなる現地NGO・ジェーアとの協議を行なった。2003年度、外務省の「日本NGO支援無償資金協力」に申請し、実施する予定。 2. 現地視察 村田・青山・手島の3名で、2002年4月3日〜14日にかけてハイチ共和国を訪問。プロジェクト実施予定地を訪れ、建物の管理団体、カリタス・ゴナイーヴと協議した。また、コンピュータ教育に取り組む学校やサイバーカフェも訪ね、コンピュータに関する現状を聞いた。電力供給事情の悪さ、指導者・技術者の不足等、多くの問題が把握できた。 フェアートレードによるハイチ産コーヒーの取引 この事業は、ハイチのコーヒー生産組合・FACNよりコーヒー豆を直接輸入し販売するもの。生産者の生活改善・安定を目的とするため、フェアトレード(公正な貿易)により輸入する。FACNのメンバーと協議し、また現地の農家、豆の集荷選腹工場を視察。フェアートレードの国際ネットワーク組織FLO International(本部:ドイツ・ボン)への登録など、輸入までの準備を行なった。しかし、ハイチ側の事情で輸入にまでは至っていない。 |
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バイオマスに関する調査・研究 地球温暖化防止は、緊急の課題であり、国際的な取組みなくしては効旺の上がらない、解決困難な課題でもある。そのため、温暖化効旺物質の削減目標を国際的に定めたのが地球温暖化防止京都議定書である。 その目標達成に大きな効旺が期待されているのが、自然エネルギー。その中でも完全な自然循環が可能なバイオマス(生物資源)に大きな注目が集まっている。しかし、日本はヨーロッパなどの先進地域に比べ、バイオマス活用では大きく立ち後れている。 そこで2002年3月北海道にて、バイオマスの中でもメタンガス醗酵を利用する「バイオガス」を農場で進めている、先進国・ドイツとの合弁会社を視察した。2001年度の「ドイツ・エコ・スタディーツアー」での視察とあわせ研究を進めるとともに、日本でのバイオガス利用の可能性について検討をした。 2. 成 果 バイオマスに対する関心が日本でも急速に広まりつつあり、2002年7月、農林水産省、文部科学省、経済産業省、国土交帳省、環境省は合同で、バイオマスの総合的な利活用(動植物、微生物、有機性廃棄物からエネルギー源や生分解素材、飼肥料等の製品を得ること)に関する戦略(「バイオマス・ニッポン総合戦略」)を策定した。このような情勢の中、私たちのバイオガス研究の成旺が認められ、中国経済産業局、近畿経済産業局およびNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の主催による研修会にて講演をする機会を得た。 |
手島佳子監事が、理事へ 上田摂子理事が、監事へ 変更となりました。 |
見て楽しい、聞いて楽しいホームページに変身しました。 What’s New(最新情報)をクリックすると、そこには素敵なアゾールさんの歌声が..... http://ww41.tiki.ne.jp/~e-and-g をご覧ください |
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田中眞佐子(国際担当理事) なんと、ワールドシップが呼びかけ団体となり、来年5月末には、「2004年移住労働者と連帯する全国フォーラム」を、この福山で開催する予定です。 移住外国人問題に取り組んでいる全国のNGOやNPOグループが福山に集う、またとない機会です。ぜひ、多くのみなさまのご協力やご参加をお願いしたいと思っています。 地方都市からグローバルな活動ができたら、と願っています。 |
カリブとアジアを結ぶ 文房具を贈ろう!共同プロジェクト |
NPO法人 e&g研究所 福山フィリピン協会 後 援 福山市ボランティア・NPO総合センター(つれのうて)運営委員会 国際協力事業を通じて関わってきたハイチ共和国とフィリピン共和国では、多くの子どもたちが、経済的貧しさゆえに義務教育すら受けることができません。義務教育では授業料は無料ですが、文房具が買えないために、学校に通うことを断念しています。 一方、私たちの周りを見渡してみると、使われることなく放置されている鉛筆、ノートなどの多いことに気づきます。それが「ゴミ」として出されている場合もあります。こんなにもったいないことはありません。 そこで、使われることなく眠っている文房具を贈り、文房具が買えないために学校に行くことを断念している子どもたちを支えようと考えています。 具体的な訴え
寄贈先
共同して取り組む現地NGO
お寄せいただく所
第1期集約日
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福山YMCA / 福山フィリピン協会
〒720-0067 福山市西町2-8-15 Tel: 084-926-2211 Fax: 084-927-1246 e-mail: kajiwara@fukuyamaymca.ac.jp |
NPO法人 e&g研究所 / F.F.O.
〒720-0812 福山市霞町4丁目1-25 Tel/Fax: 084-924-4435 e-mail: e-and-g@mx41.tiki.ne.jp |
テーマは、「バイオマス・バイオガス、環境教育、エコメッセ」 |
主 催:e&g研究所 企 画・同行:ビアンカ・フュルストさん ●「持続可能なエネルギー法」の制定によって、ドイツは自然エネルギーの普及の環境づくりをしています。今回のツアーでは、特にバイオマス・エネルギーにフォーカスします。生ゴミや糞尿などを貴重な資源としてとらえ、それらからクリーン電気を発電し、有意義なゴミ処理方法と持続可能なエネルギー源を提供するとともに、「エネルギー農家」という表現が使われるほど、農家にも新しい経済チャンスを与える仕組を勉強します。さらに「森林」利用の見直しによって、木質バイオマスを一軒家や施設ごとの暖房から、都市スケールの発電源として積極的に利用されるようになった、ドイツの最新情報を紹介します。
プログラム・アウトライン
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発行・編集責任者:村田民雄 |