児童福祉事業所
◎共生
「普通」の子育てをしていると、こどもの成長を見ても、
「あたりまえ」と過ごしてしまうことがよくあります。
でも、本当はとてもすごいことなんですよね。
なんで歩けるようになる(ならない)んだろう?
なんでしゃべれるようになる(ならない)んだろう?
どうしたら、この子は・・・・・?
子どもに障がいがあると、絶えまなく疑問が出てきます。
この育て方で間違っていないのかと、不安にもなります。
でも、子ども達の障がいや個性はそれぞれ違いますし、
親の考え、生活環境などもそれぞれ違っていますから、
どんな子育てが１番いい方法なのかなんて、多分
誰にもわからない事なのかもしれません。
「普通」の子育てにも、いろいろあるように。
こんなふうに考えていくと、子ども達にとって必要な援助とは、
『ていねいな子育て』なのではないかと、思えてならないのです。
「こんな事ができるようになればなぁ・・・」という”想い”に、
「じゃあ、この子ならどうすればよいか」と、
その子を中心に、考えること。
どこまで進歩したか、が重要なのではなく、
ひとりひとりが、人間的成長に向け励むこと。
そしてなにより、かかわる周囲の人たちが、
人間的成長を引き出すための手助けをする事。
それが大切であると、私たちは思います。
キッズステーション・のぞみ、児童デイサービスまきび
心身に障害、又は発達の遅れがある児童を対象に療育を行う児童福祉法の通所支援事業です。
- 児童発達支援
0歳～5歳児の幼児を対象に日常生活における基本的な動作の指導や知識技能の向上、集団生活への適応訓練等を行います。
- 放課後等デイサービス
小学校から高校生を対象に、学校終了後または休業日に生活能力の向上に必要な訓練、社会との交流の促進などを行い児童とそのご家族の福祉の増進を図ります。
施設概要
| 施 設 | 定員 | 開設日 | 時 間 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| キッズステーション・のぞみ | 10名 | 月～土曜日 （12/30～1/3を除く） |
9:30～18:00 | ||
| 児童デイサービスまきび | 10名 |
日中一時支援（キッズステーション・のぞみ、児童デイサービスまきび、
キッズデイサービスひかり）
家族の就労支援と一時的な休息を提供するための市町村の事業です。
- 対象者
就労支援（タイムケア）…介護者が就労している就学中の児童
一時的休息（レスパイト）…上記以外で介護保険の対象にならない障がい者（児）
施設概要
| 施 設 | 定員 | 開設日 | 時 間 | |
|---|---|---|---|---|
| キッズステーション・のぞみ | 15名 | 月～土曜日 （12/30～1/3を除く） |
9:00～18:00 | |
| 児童デイサービスまきび | 10名 | |||
| キッズデイサービスひかり | 20名 |
障がいのある子供たちと戸外遊び、室内遊びをして、毎日楽しく過ごしています。さまざまな遊びや経験をすることで、子供たちが、一緒に笑い合い、喜び合い、時にはトラブルのある中で、共に成長し合っています。「ただいま。」「おかえりなさい。」と第２の家としてのキッズステーション・のぞみでありたいと思っています。
支援の必要なお子様に対し、日常生活に必要な基本的な動作や食事、トイレトレーニング等を行っています。保護者の方の悩みや相談に寄り添いながら、また地域行事や取り組みに参加し、地域に愛され必要とされる事業所でありたいと考えています。職員の持つ力が発揮でき、互いに支え合える、明るく人に優しい事業所です。
保護者の方の就労支援や一時的な休息、気持ちの共有を目的に、未就学児から小学生を中心に様々な障がいのある子供たちの日々の成長に寄り添ったサポートをいつも心がけています。そして、「自分のことは自分でできるようになろう」をモットーに、トイレトレーニングなど日常の基本的な動作への支援を取り入れ、楽しいだけではなく一人ひとりのペースに合わせた自立に向けた支援を行っています。
就労支援事業所
就労継続支援A型事業所（のぞみ、やまなみ、しんくら）
一般就労が困難な義務教育修了以降の障害者が就労機会の提供を通じ、生産活動にかかる知識・能力の向上を図ることで一般就労へ移行できるよう支援いたします。
施設概要
| 施 設 | 定員 | 開設日 | 時 間 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| のぞみ | 20名 | 月～土曜日 （12/29～1/3を除く） |
8:30～17:30 | ||
| やまなみ | 20名 | ||||
| しんくら | 20名 |
一日の流れ
| 時 間 | 作業概要 |
|---|---|
| 9：30～ | 通所・支度・朝礼 |
| 10：00～12：00 | 午前の作業（パン、菓子作り、部品組立軽作業、福祉の店、清掃作業） |
| 12：00～13：00 | 昼食休憩 |
| 13：00～15：00 | 午後の作業 |
| 15：00～ | 終礼・帰宅 |
製造部門ではパン・クッキー・マスクの各工房で丁寧な仕上がりの一品作りに達成感をもって取り組み、販売では地域のお客様との信頼関係が築けるよう努力する毎日です。また施設外就労では理解ある地元企業に恵まれ職業訓練の場となっています。嬉しいことに年間数名の方が一般企業へ就職され、その後も定着支援で長く支援を繋いでいます。利用者のみなさんと職員が共に、楽しく充実した職場になるよう努めています。
当初は豆腐・油揚げの製造作業から始まり、施設外での清掃作業や、牛乳の宅配等を地元の企業と連携して一般就労へ向けての支援を行っています。
平成２９年には製造した豆腐・油揚げを使用した、新たな就労支援作業所として豆腐料理専門店「雲白」をオープンいたしました。
今後も利用者、職員が快適で働ける事業所、そして新しい作業への取り組みを行うことで利用者の就労意欲が高まる事業所を目指しています。
金属製品の組み立てや洗浄、木材の選別、飲料等の仕分け、積み込み等の一般企業での作業、事業所内での車の部品の検品等の作業を行っています。職員は全力で利用者のみなさんに寄り添い悩みや不安を共に解決し働く喜びを実感していただける支援、そして、自立した生活の実現に向けての一般企業への就職の支援を行っています。
福祉の店 パン工房 ニコニコ堂
パン工房「ニコニコ堂」は利用者の新しい職業訓練の作業場としてオープンしました。皆さんに美味しく召し上がっていただけるパン作りを、利用者のみなさんと職員が共に取り組んでいます。
豆富料理専門店 「恋美豆富 雲白」
「雲白」は、雲海とお城の街 ”高梁”にある豆富料理専門店です。店内には、幕末の郷土人である「山田 方谷」が、弟子入りを志願した「河合 継之助」に贈った儒学からの一説『至誠惻怛（しせいそくだつ）』（まごころを持って尽くす心「至誠」と、いたみ悲しむ心「惻怛」があれば、やさしくなれる。）を掲げ、まごころとやさしさをモットーに、お客さまをお迎え致します。リンク先→雲白
