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■■ 広島弁辞典 ■■
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++ か行 ++ ++ あ行 ++ か行 ++ さ行 ++ た行 ++ な行 ++ は行 ++ ま行 ++ や行 ++ ら行 ++ わ行 ++
かぐる(ひっかく)
 
「ケンカして顔をかぐった」て感じで使用する。

かごむ(かがむ・お辞儀をする)
 
(例)「天井がひきーけぇかごまにゃムリじゃろ」
(解)「天井が低いからかがまなくちゃムリでしょ」
・・・一度言ってみたい言葉デスワ(涙)

かっぽ(あり地獄)パラパラあにめ
 
小さい頃によく捕まえてました。(しみじみ・・)

・・・がのぉ(・・だけどなぁ)
 
ちょっと消極的希望の時使う。
(例)「してくれたらいいんじゃがのぉ」
(解)「やってくれたらいいんだけどなぁ」

かばちたれ(文句いい)
 
「かばちをたれる」だと「文句を言う」だけど
「かばちたれ」って続けると「文句いい」ってなるのだ♪

がめる(盗む)
 
(例)「お前ががめたんかっ!」
(解)「お前が盗んだのかっ!」

かやる(倒れる)
 
受け身的単語。人などには使用しない。

きっぽ(傷跡)
 
傷口が盛り上がって跡が残った状態のこと。
(ちなみにワタシの膝にもきっぽがあったりする)

きける(かじかむ)
 
寒い日に手などがかじかんで、うまく動かない時に使う。
同じ意味で『こじける』という単語もあります♪

きび(とうもろこし)
 
夏場にオイシイとうもろこしのコト。「とうとうこ」とも言います♪

きょうてい(怖い)
 
同じ意味で『いびせい』という単語もあります♪
(例)「きょうてい事は苦手なんよ」
(解)「怖い事は苦手なのよね」

ぎり(つむじ)
 
ぎりが2つあると「しごんぼう(やんちゃ坊主)」になるという言い伝えがある。
果たして本当なのだろーか・・?

くいくさし(食べかけ)
 
食事中食べかけを残して席を立つのは「ヤな感じー♪」である。

くじく(捻挫)
 
(例)「厚底履いたけぇくじいたんじゃろ?」
(解)「厚底を履いたから捻挫したのでしょ?」

くじる(ぐずる)
 
赤ちゃんが寝そうで寝られない時にぐずる時に使用。
(例)「またくじっとる」
(解)「またぐずってる」

くたぶれる(疲れる)
 
もう体が”くったくたー”って時に使用してクダサイ。

くろくじた(青あざ)
 
同じいみで『しにる』という単語もある
(例)「いつのまにかくろくじとった」
(解)「いつのまにか青あざになってた」

けー(来い)
 
「こっちにけー」だと「こっちに来い」という意味になるけど、
「あっち(そっち)にけー」だと「あっち(そっち)に行け」と全く違う意味に。

けつ(最後尾)
 
一番最後という意味で使われる。
(例)「いっつもけつばっかりじゃのぉ」
(解)「いつも最後ばかりだね」

けづむ(りきむ)
 
力を込めてる様子。

けつる(蹴る・[少しだけ]取る)
 
広島の地方によって「蹴る」や「取る」の意味で使用される

げに(本当に)
 
思い出話の時に「げに、あの時は大変じゃったのぉ」などとつぶやくと広島人っぽいです。

こうじく(偏屈)
 
(例)「あんなこうじくな人見たことないじゃろ」
(解)「あんなに偏屈な人を見たことないでしょ」

こーへぇ(生意気)
 
(例)「こーへぇな事いうんじゃねぇわ」
(解)「生意気な事言うんじゃないよ」

こがーに(こんなに)
 
(例)「ナバがこがーに採れたで」
(解)「キノコがこんなに採れたよ」

こぐ(もぐ(?)・とる)
 
ちょっと出っ張ったモノをちぎり取る時に使う・・かな?
(例)「そこのナバをこいどいて」
(解)「そこのキノコをもいどいて」

こげた(欠けた)
 
物の角が欠けた時などに使用する。
(例)「乱暴にするけぇこげたがぁ」
(解)「乱暴にするから欠けたでしょ」

こじける(かじかむ)
 
同じ意味で『きける』という単語もあります♪
(例)「手がこじけた」
(解)「手がかじかんだ」

こすい(ずるい)
 
(例)「こすい事しなさんなや」
(解)「ずるい事やってはだめだよ」

こなしびや(納屋)
 
「こなし=仕事」をする「びや=部屋」のこと
精米したり籾殻を取る作業をしたり、(とうすと言う機具もあった)米を保存する場所

こまい(小さい)
 
(例)「あんたぁこまいのぅ」
(解)「あなたは小さいですね」

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